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アザミの基本情報
概要
アザミ（薊）はキク科アザミ属（Cirsium）の多年草で、トゲのある葉と紅紫色の花が特徴の野草です。和名で「アザミ」と呼ばれる標準種はなく、ノアザミ、フジアザミなど多くの種が含まれます。日本全国の道端や野原、山地などさまざまな環境に自生しています。
分類
- 科名：キク科（Asteraceae）
- 属名：アザミ属（Cirsium）
- 分布：北半球に広く分布し、日本には100種以上が確認されており、地方ごとの変異も多い
特徴
- 茎や葉には鋭いトゲを持つ
- 花は赤紫色や白色で筒状の頭花（舌状花なし）
- 種子は綿毛（冠毛）をつけて風で散布される
- 花期は春から秋（種によって異なる）
主な種（日本）
- ノアザミ：春に咲く、日本で最も一般的
- フジアザミ：大輪の花を咲かせる山地の種
- ナンブアザミ、タイアザミ、ハマアザミなど、地域ごとに多様な種が存在
利用
食用
- 若葉や茎、根が山菜として利用され、「山ごぼう」として販売されることも（※本来のヤマゴボウは別種で有毒）
- 調理例：おひたし、炒め物、煮物、天ぷら、味噌漬けなど
- 花や根は焼酎に漬けて健康酒にすることもある
薬用・民間療法
- 古くから育毛、頭痛、消化器系の不調に利用された例あり
文化
- スコットランドの国花：13世紀の戦で国を救った象徴とされる
- 花言葉：「独立」「報復」「触れないで」
- キリスト教や北欧神話にも登場する神聖な花
注意点
- 「山ごぼう」として流通するものの中に、有毒なヤマゴボウ（ヤマゴボウ科）が混同される例があり注意が必要
アザミの花言葉
私に触れないで
厳格
独立
安心
アザミはスコットランドの国章となっており、これは闇に紛れて忍び寄った敵軍の兵が、この花を踏んで悲鳴を上げたという伝承によるもの。花言葉の「独立」は、この逸話にちなみます。「私に触れないで」は、まさにトゲのある特徴的な葉を表しています。
出典：「すてきな花言葉と花の図鑑」川崎景介
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「３月１９日」の誕生花
アザミは「３月１９日」の誕生花です。
[ この日生まれの人 ]
明るくパワフル。自分の思いに素直に従い、フットワークよく世界を広げていきます。デリケートなハートももち合わせ、涙もろい感激屋な面も。
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出典：「366日の美しい誕生花」
ユーキャン誕生花研究会
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アザミの写真
撮影 2023.6.5
静岡県 袋井市
ノアザミの花が河川敷に咲いていました🌸
皆さんのお住まいの地域ではいかがですか❓
とっても綺麗な花ですよね🍃
由来は「あざむ」という言葉で
美しい花に触れようとしたら
「トゲがあって驚く」という意味です🍃
「刺草」なんて呼ばれたりします🌸
・サワアザミの若葉
・フジアザミとモリアザミの根
こちらは山菜として食べられます🥢
根は「山ごぼう」ですね🍃
スコットランドでは国花となっています🌸
それはノルウェー軍が夜襲を仕掛けた際に
アザミのトゲで声を兵士があげたため
国を守ることが出来た逸話によります🍃
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アザミのイラスト
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植物名 五十音索引
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