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シモツケの基本情報
概要
シモツケ(学名:Spiraea japonica)は、バラ科シモツケ属の落葉低木で、夏にピンク色~白色の小花を密に咲かせる観賞用植物。園芸種が豊富で、庭木・公園樹・盆栽としても広く利用されています。
分類
- 科名:バラ科(Rosaceae)
- 属名:シモツケ属(Spiraea)
- 種名:シモツケ(Spiraea japonica)
- 英名:Japanese Spiraea, Japanese meadowsweet
- 別名:ホソバシモツケ、キシモツケ(木下野)
名前の由来
- 「シモツケ」は下野国(現在の栃木県)で初めて確認されたことに由来
- 学名の「japonica」は「日本の」という意味
分布・生育環境
- 分布地:日本(北海道~九州)、朝鮮半島、中国西北部
- 環境:日当たりのよい草地や岩礫地に生育(山地・海岸・公園など)
特徴
- 樹高:0.2〜1m、株立ちする落葉低木
- 葉:互生、単葉、長さ1〜8cm、縁に鋸歯あり。裏は淡緑~白みがかる
- 花期:5〜8月、紅~薄紅色の小花を多数咲かせる(稀に白花も)
- 花径:約3〜6mm、花弁は5枚、雄蕊は25〜30本
- 花序:枝先に頂端が平らな複散房形
- 果実:袋果(長さ2〜3mm)、5個まとまり、秋(9〜10月)に裂開して種子を飛ばす
- その他:
- 冬でも枯れた果序が残ることがある
- 実生は4年目で初開花するという記録あり
利用
- 園芸:庭木、公園樹、鉢植え、盆栽、切り花に利用される
- 生態的価値:ホシミスジやフタスジチョウの幼虫の食草となり、成虫も吸蜜に訪れる
代表的な変種・品種
| 名称 | 学名 | 特徴 |
|---|---|---|
| ドロノシモツケ | var. ripensis | 無毛、小型(30〜50cm)、紀伊半島の河川岩上に生育 |
| シロバナシモツケ | f. albiflora | 白花を咲かせる |
| コシモツケ | f. bullata | 矮性で観賞用に好まれる |
| オヤマシモツケ | f. alpina | 高山性の品種 |
| ウラジロシモツケ | f. hypoglauca | 葉裏が白っぽい |
| ヒメシモツケ | f. ibukiensis | 小型で伊吹山などに見られる |
保全状況
- 一部地域では絶滅危惧種や準絶滅危惧種に指定
- 原因:ニホンジカの食害などによる生育個体の減少
- 保護対象都道府県(例):岡山・徳島・奈良・島根・愛媛・福岡など
シモツケソウとの違い
- シモツケ:木本(低木)
- シモツケソウ:草本(多年草)
- 葉や花の形は似ているが、草か木かで分類が異なる
シモツケの花言葉
努力
自由
気まま
整然とした愛
無駄
無益
「すてきな花言葉と花の図鑑」川崎景介
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シモツケの写真
撮影 2025.6.2
静岡県 袋井市
「すごく綺麗な紅白だなぁ」
「このシモツケは何だろう?」
この2つの第一印象でした😀
あとで調べたらゲンペイシモツケ
という花らしいですねぇ🌸
源平合戦のように白旗の源氏と
赤旗の平氏が入り乱れているようです🌿
つぼみの段階から紅白に分かれていて
そこがちょっと可愛らしいですね🤭










撮影 2022.6.5
静岡県 袋井市
シモツケの華やかな花を堪能できました☺️🍃
本当に綺麗な色をしていますね🌸
蕾の時期は少し濃いピンク色をしています🌿








撮影 2022.10.5
静岡県 磐田市
シモツケの花が咲いていました🌸
「満開」「5分咲き」「つぼみ」それぞれ魅力がありますよね☺️
シモツケの花を何度も楽しむことができました🍃








撮影 2024.11.27
静岡県 袋井市
この小さな可憐な花は何かなぁと
疑問に思いながら調べてみました🌿
すると、時期はずれのシモツケでした💡
普通は5月~7月くらいに開花するので
気候の変化で間違えたのでしょうか🤭
新たな発見をもあり、少しだけ咲いて
いるところをじっくり見たので
1つ1つの花がこんなに可愛らしい
ということを気づくことができました🌸










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シモツケのイラスト




































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