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ツルウメモドキの基本情報
概要
ツルウメモドキ（蔓梅擬、Celastrus orbiculatus）は、ニシキギ科ツルウメモドキ属の落葉性つる植物です。日本を含む東アジアに広く分布し、秋に色鮮やかな実をつけることから、観賞用としても人気があります。
分類
- 科名：ニシキギ科（Celastraceae）
- 属名：ツルウメモドキ属（Celastrus）
- 学名：Celastrus orbiculatus var. orbiculatus
- 和名：ツルウメモドキ
- 英名：Oriental staff vine / Japanese bittersweet
分布・生育地
- 日本全国（北海道〜沖縄）に自生
- 朝鮮半島、中国東部など東アジア全域に分布
- 低地〜山地の明るい林縁や草地、都市部の植え込みなどにも見られる
- 北米では緑化目的で導入されたが、現在は外来種として問題視されている
形態・特徴
- つる性木本植物。巻きつきながら成長し、木化する
- 若いつるは緑色、古くなると茶褐色に変化し太くなる
- 葉は楕円形で縁に浅い鋸歯があり、互生。長さ5〜10cm
- 秋に黄色く紅葉し、美しい景観をつくる
花と実
- 開花時期：5〜6月
- 花：雌雄異株。葉腋に小さな黄緑色の5弁花を多数咲かせる
- 果実：10〜12月に黄色く熟し、3裂して橙赤色の種子が現れる。
- 落葉後も実が残り、冬の景観にも彩りを添える
利用
- 鮮やかな果実は、生け花やリース、インテリア装飾に利用される
- 鳥が果実を食べて種子散布に寄与する
近縁種（日本に分布）
- オオツルウメモドキ（C. stephanotiifolius）
- イワウメヅル（C. fragellaris）
- オオバツルウメモドキ（C. kusanoi）
- リュウキュウツルウメモドキ（C. kusanoi var. glaber）
- テリハツルウメモドキ（C. punctatus）
ツルウメモドキの花言葉
開運
大器晩成
実が熟すと皮が割れて鮮やかなオレンジ色の仮種皮が現れることから、「開運」の花言葉が生まれました。「大器晩成」の花言葉は、開花してから実が熟すまで半年近くかかることに由来します。
出典：「すてきな花言葉と花の図鑑」川崎景介
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ツルウメモドキの写真
撮影 2022.12.5
静岡県 袋井市
ツルウメモドキの美しい実を見つけました🍒
夢中になって撮っていたら
いつの間にか時間が経っていました🍃
黄色の実が弾けて中から
赤い宝石が出てくるみたいですね💎
赤い実もだんだんと変化して、
オレンジ色のあめ玉のような姿も見せてくれます🍬
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