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マンネングサ（セダム）の基本情報
分類：
- 学名：Sedum
- 和名：マンネングサ属（旧称：ベンケイソウ属）
- 英名：Stonecrop（ストーンクロップ）
- 科名：ベンケイソウ科（Crassulaceae）
- 属種数：約400種（多系統性が示唆され、分類見直し中）
概要
マンネングサ属は、乾燥や貧栄養環境でも強健に育つ多肉植物で、小型で地表を覆うように広がる種類が多く、岩場や道ばたなどでも見られます。園芸界では「セダム（Sedum）」の名で知られ、多肉植物として人気があります。葉は棒状または粒状で、春〜夏にかけて黄色や白色の花を咲かせます。
分布・生態
- 分布域： アジア、ヨーロッパ、北アメリカなど世界各地
- 環境適応： 乾燥・高温・塩害・アルカリ土壌などに強い
岩場、屋上、道ばたなどでも生育可能
栽培・用途
- 利用面：
- 庭園・ロックガーデンや屋上緑化などのグランドカバーとして使用
- 多肉植物としての観賞用
- 特徴：
- CAM型光合成により水分の蒸散が少ない
- 蒸れには弱く、日本の高温多湿環境では管理に注意
- 流通：
- ニジノタマ、虹の珠などの園芸種は特に人気
- ホームセンターや百均などでも多く流通
日本に自生・帰化している主な種（一部）
（※環境省レッドリスト掲載種にはカテゴリ付き）
| 種名 | 学名 | 特徴・分布 |
|---|---|---|
| ウスユキマンネングサ | S. hispanicum | 帰化種、北海道や東北に分布 |
| オウシュウマンネングサ | S. acre | ヨーロッパ原産の帰化種 |
| コモチマンネングサ | S. bulbiferum | ムカゴで繁殖、道ばたによく見られる |
| タイトゴメ | S. oryzifolium | 西日本の海岸に自生 |
| ツルマンネングサ（垂盆草） | S. sarmentosum | 帰化種、広く分布、生薬・食用にも |
| マルバマンネングサ | S. makinoi | 本州〜九州の山地に自生 |
| メノマンネングサ | S. japonicum | 岩場や庭にも見られる在来種 |
| ナガサキマンネングサ | S. nagasakianum | 九州西部に分布 |
| ハママンネングサ | S. formosanum | 九州南西部、沖縄など海岸部（準絶滅危惧） |
| ハコベマンネングサ | S. drymarioides | 長崎県の石灰岩地（絶滅危惧IA類） |
| ムニンタイトゴメ | S. japonicum ssp. boninense | 小笠原諸島の固有種（絶滅危惧IB類） |
このほか、園芸用に栽培された外来種が台風などで飛散し、野生化している事例も確認されています。
名前の由来・園芸名
- 「マンネングサ」は「常緑の草」という意味に由来。
- 学名「Sedum」はラテン語の“sedere（座る）”が語源で、岩場などに張り付く性質にちなんでいるとされる。
- 園芸では学名そのままの「セダム」で広く通用。
マンネングサの花言葉
枯れる事のない愛
静か
記憶
昔の思い出
「すてきな花言葉と花の図鑑」川崎景介
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出典：「366日の美しい誕生花」
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メノマンネングサの写真
撮影 2024.7.7
静岡県 袋井市
近所の縁石の隅にメノマンネングサが
咲いているのを見つけました🌼
花は１cm程度でとても小さいですが
一斉に咲いていると賑やかで綺麗です😊
１つの小さな花にもクローズアップして
ミクロ視点の観察をしてみました👀
お花見というと「桜🌸」などの花が
思い浮かびますが、足元の小さな花でも
楽しいお花見ができますね☺️🍃
撮影 2022.4.30
静岡県 袋井市
メノマンネングサがコンクリートから生えていました🍃
近くで見ると、明るく可愛らしい花が咲いていました🌼
小さいですけど、力強く生きていますね☺️🌿
てんとう虫も日向ぼっこ中です🍃
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