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アサガオの基本情報
概要
アサガオ（朝顔、学名：Ipomoea nil）はヒルガオ科サツマイモ属の一年草で、日本では古来より親しまれている代表的な観賞用植物です。原産地には諸説ありますが、熱帯アメリカ説が有力です。
分類
- 科名：ヒルガオ科（Convolvulaceae）
- 属名：サツマイモ属（Ipomoea）
- 種名：Ipomoea nil
- 和名：アサガオ
- 英名：Japanese morning-glory
特徴
- つる性植物で、葉は広三尖形（3裂することが多い）
- 花は漏斗状で5枚の花弁を持ち、「曜（よう）」と呼ばれる筋が中心から放射状に入る
- 果実は球形で上または横向き、種子は硬実種皮を持ち「芽切り」が必要
分布・起源
- 原産地：熱帯アメリカ（有力説）、またはヒマラヤ～熱帯アジア
- 日本には奈良～平安時代に薬用植物として伝来
- 平安時代には「牽牛子（けにごし）」の名でも登場
利用
薬用
- 種子が「牽牛子」と呼ばれる生薬
- 下剤・利尿薬として使われるが毒性が強く、素人の服用は危険
- 毒成分：ファルビチン、コンボルブリン（中毒症状：嘔吐・下痢・低血圧）
品種改良と栽培史
- 日本では江戸時代に大規模な品種改良が進行
- 「変化朝顔」や「大輪朝顔」など多数の園芸品種が誕生
- 江戸・明治・現代と3度の朝顔ブームを経て、多様な系統が生まれる
主な品種群
- 変化朝顔：突然変異を活かした観賞重視の系統
- 大輪朝顔：花径20cm以上もあり、曜の数も多い
- 曜白朝顔：花弁の曜部分が白くなる、新しい系統（静岡大学米田教授が作出）
- 肥後朝顔：熊本藩の武士たちが育成した大輪系
栽培と行事
- 学校教材や夏の風物詩として親しまれる
- 入谷朝顔市（日比谷・靖国神社など）が有名
- 暗闇時間が不足すると開花しないなど、光周期に敏感
文化との関わり
- 江戸時代には絵画・俳句・園芸書で盛んに取り上げられた
- 俳句では秋の季語：「朝顔につるべ取られてもらひ水（加賀千代女）」
- 千利休が一輪だけ残して茶室に飾ったという逸話あり
花の色と希少種
- 原種は薄青色だが、品種改良により白・紅・紫・黒・黄色など多彩な花色が登場
- 幻の花：「黒王（黒）」「右近・月宮殿（黄）」など
- 遺伝子操作により黄色の開花に成功（2014年）
近縁種
- マルバアサガオ（Ipomoea purpurea）
- ノアサガオ（琉球アサガオ / 宿根アサガオ）
- ソライロアサガオ（Ipomoea tricolor、別名ヘブンリーブルー）
アサガオの花言葉
はかない恋
固い絆
愛情
花言葉の「はかない恋」は、朝に花を咲かせ午後にはしぼんでしまう短い命の花であることから。「固い絆」は支柱につるをしっかりと絡ませることにちなみます。
出典：「すてきな花言葉と花の図鑑」川崎景介
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アサガオの写真
撮影 2025.9.26
静岡県 磐田市
アサガオの横顔がとても好きです💡
１枚目にしましたが、花の内側に
浴びた光でランプを灯したようです🪔
花が開く前も面白いです😀
ティッシュペーパーをクシャっとした
ような瞬間が良いですね💡
実が出来ていく様子も
植物の変化を感じられて楽しいです🌸
撮影 2025.9.15
静岡県 磐田市
公園入口にノアサガオを見つけました🌸
10メートル四方くらいの場所に
ワサワサと広く繁っていました🌿
花の色合いに惹かれます😀
青に見えたり、紫に見えたり
根元の方はピンク色だったり
美しい色をたくさん楽しめます🌿
花を正面から見ると、
真ん中に吸い込まれるような
不思議な感覚を感じませんか🤭
撮影 2024.10.28
静岡県 磐田市
ピンク色のアサガオを見つけました🌸
ビニールハウスの横の空き地に
びっしりと葉と蔓が育っていました🌿
花びらの色合いの変化が好きです💡
横から見ると下は白く上はピンクです👀
この色合いが美しいなぁと感じます😀
花びらを正面から見てみると
ピンク一色ではないんですよねぇ🌿
よく見ると５本の赤に近い線が入り
それが立体感を感じさせてくれます🌸
それにしてもこの時期までアサガオが
咲いているなんて、夏から秋への
季節の変化がどんどん後になりますね😅
撮影 2023.9.20
静岡県 袋井市
「四角」や「五角形」の新種発見💡
と言いたいところですがノアサガオが
風に吹かれて形が変わっていただけです🤭
河川敷近くの道路の脇に咲いていました🌸
夕方になると少し花がしぼんできて
そこに風が吹いて花が変形していました🌿
偶然ですが四角形の朝顔が撮れて満足です😀
ノアサガオは「アサガオ」に比べて
とても強く蔓を10m以上に伸ばすことも
あるみたいです🌿
アサガオというと夏のイメージですが
ノアサガオは10月上旬が花の盛りなので
これからも楽しませてくれますね💡
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