七十二候の花ごよみ

七十二候は、二十四節気をさらに三つずつに分け、季節の小さな移ろいを表した暦です。中国から伝わり、日本の風土に合わせた改訂を経てきました。ここでは、公開している撮影記録から、一候に一枚を選びました。

日付は国立天文台の暦要項の節気の時刻をもとに、次の節気までを三等分して計算しています。年によって日付が前後します。

  1. 春
    1. 立春
      1. 東風解凍はるかぜこおりをとく
      2. 黄鶯睍睆うぐいすなく
      3. 魚上氷うおこおりをいずる
    2. 雨水
      1. 土脉潤起つちのしょううるおいおこる
      2. 霞始靆かすみはじめてたなびく
      3. 草木萌動そうもくめばえいずる
    3. 啓蟄
      1. 蟄虫啓戸すごもりむしとをひらく
      2. 桃始笑ももはじめてさく
      3. 菜虫化蝶なむしちょうとなる
    4. 春分
      1. 雀始巣すずめはじめてすくう
      2. 桜始開さくらはじめてひらく
      3. 雷乃発声かみなりすなわちこえをはっす
    5. 清明
      1. 玄鳥至つばめきたる
      2. 鴻雁北こうがんかえる
      3. 虹始見にじはじめてあらわる
    6. 穀雨
      1. 葭始生あしはじめてしょうず
      2. 霜止出苗しもやんでなえいずる
      3. 牡丹華ぼたんはなさく
  2. 夏
    1. 立夏
      1. 蛙始鳴かわずはじめてなく
      2. 蚯蚓出みみずいずる
      3. 竹笋生たけのこしょうず
    2. 小満
      1. 蚕起食桑かいこおきてくわをはむ
      2. 紅花栄べにばなさかう
      3. 麦秋至むぎのときいたる
    3. 芒種
      1. 蟷螂生かまきりしょうず
      2. 腐草為蛍くされたるくさほたるとなる
      3. 梅子黄うめのみきばむ
    4. 夏至
      1. 乃東枯なつかれくさかるる
      2. 菖蒲華あやめはなさく
      3. 半夏生はんげしょうず
    5. 小暑
      1. 温風至あつかぜいたる
      2. 蓮始開はすはじめてひらく
      3. 鷹乃学習たかすなわちわざをならう
    6. 大暑
      1. 桐始結花きりはじめてはなをむすぶ
      2. 土潤溽暑つちうるおうてむしあつし
      3. 大雨時行たいうときどきにふる
  3. 秋
    1. 立秋
      1. 涼風至すずかぜいたる
      2. 寒蝉鳴ひぐらしなく
      3. 蒙霧升降ふかききりまとう
    2. 処暑
      1. 綿柎開わたのはなしべひらく
      2. 天地始粛てんちはじめてさむし
      3. 禾乃登こくものすなわちみのる
    3. 白露
      1. 草露白くさのつゆしろし
      2. 鶺鴒鳴せきれいなく
      3. 玄鳥去つばめさる
    4. 秋分
      1. 雷乃収声かみなりすなわちこえをおさむ
      2. 蟄虫坏戸むしかくれてとをふさぐ
      3. 水始涸みずはじめてかるる
    5. 寒露
      1. 鴻雁来こうがんきたる
      2. 菊花開きくのはなひらく
      3. 蟋蟀在戸きりぎりすとにあり
    6. 霜降
      1. 霜始降しもはじめてふる
      2. 霎時施こさめときどきふる
      3. 楓蔦黄もみじつたきばむ
  4. 冬
    1. 立冬
      1. 山茶始開つばきはじめてひらく
      2. 地始凍ちはじめてこおる
      3. 金盞香きんせんかさく
    2. 小雪
      1. 虹蔵不見にじかくれてみえず
      2. 朔風払葉きたかぜこのはをはらう
      3. 橘始黄たちばなはじめてきばむ
    3. 大雪
      1. 閉塞成冬そらさむくふゆとなる
      2. 熊蟄穴くまあなにこもる
      3. 鱖魚群さけのうおむらがる
    4. 冬至
      1. 乃東生なつかれくさしょうず
      2. 麋角解さわしかのつのおつる
      3. 雪下出麦ゆきくだりてむぎのびる
    5. 小寒
      1. 芹乃栄せりすなわちさかう
      2. 水泉動しみずあたたかをふくむ
      3. 雉始雊きじはじめてなく
    6. 大寒
      1. 款冬華ふきのはなさく
      2. 水沢腹堅さわみずこおりつめる
      3. 鶏始乳にわとりはじめてとやにつく

春

立春

東風解凍はるかぜこおりをとく

春の風が吹き始め、張っていた氷がゆるむ頃。

四枚の白い花びらと、黄色い葯、中央の緑の部分
時期と撮影記録

立春の初候・2月上旬ごろ

  • 2026年 2月4日〜2月8日
  • 2027年 2月4日〜2月8日

ナズナ
2022年2月5日〜6日・静岡県袋井市

近くで見ると、咲き始めたナズナの小さな白い花が集まっていました。

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黄鶯睍睆うぐいすなく

ウグイスの声に、春の気配を感じる頃。

クロッカス:黄色い花と細い葉を、青空に重ねて低い位置から写した姿
時期と撮影記録

立春の次候・2月上旬ごろ

  • 2026年 2月9日〜2月13日
  • 2027年 2月9日〜2月13日

貞享暦のこの位置には「梅花乃芳」が置かれ、宝暦暦以降の比較表では現在の名が見られます。

クロッカス
2024年2月10日〜11日・静岡県森町

土からひょっこり顔を出した花に、春の訪れを感じました。

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魚上氷うおこおりをいずる

水面の氷がゆるみ、魚の動きが見え始める頃。

自然な光の中で、黄色のタンポポの花姿を大きく捉えた写真。花が画面いっぱいに広がる寄りの構図です。
時期と撮影記録

立春の末候・2月中旬ごろ

  • 2026年 2月14日〜2月18日
  • 2027年 2月14日〜2月18日

タンポポ
2025年2月15日〜16日・静岡県袋井市

寒さの残る日に、地面の近くで開いていたタンポポを撮りました。

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雨水

土脉潤起つちのしょううるおいおこる

雪や氷がとけ、土が水を含み始める頃。

カワヅザクラ:青空を背景に、淡い桃色の花としべが見える
時期と撮影記録

雨水の初候・2月中旬ごろ

  • 2026年 2月19日〜2月23日
  • 2027年 2月19日〜2月23日

カワヅザクラ
2026年2月21日〜22日・静岡県磐田市

見上げて撮ると、澄んだ空に桜の桃色が浮かびました。

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霞始靆かすみはじめてたなびく

遠くの山や野に、春霞がかかり始める頃。

オステオスペルマム:クリーム色の花の中央に、濃い紫色の筒状花が集まる
時期と撮影記録

雨水の次候・2月下旬ごろ

  • 2026年 2月24日〜2月27日
  • 2027年 2月24日〜2月28日

貞享暦のこの位置には「霞彩碧空」が置かれ、宝暦暦以降の比較表では現在の名が見られます。

オステオスペルマム
2023年2月25日〜26日・静岡県磐田市

クリーム色から白へ近づいていく、花の色の違いが印象に残りました。

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草木萌動そうもくめばえいずる

草や木に、新しい芽がのぞき始める頃。

ウメ:白い花びらと黄色い葯を近くから写した花の中心部
時期と撮影記録

雨水の末候・2月下旬ごろ

  • 2026年 2月28日〜3月4日
  • 2027年 3月1日〜3月5日

ウメ
2025年3月1日〜2日・静岡県袋井市

白い梅の花に、昔の俳句を思い起こすような風情を感じました。

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啓蟄

蟄虫啓戸すごもりむしとをひらく

土の中などで冬を越した虫が、外に出始める頃。

クリスマスローズ:緑色の先端が合わさったつぼみ
時期と撮影記録

啓蟄の初候・3月上旬ごろ

  • 2026年 3月5日〜3月9日
  • 2027年 3月6日〜3月10日

クリスマスローズ
2026年3月7日〜8日・静岡県袋井市

うつむく花をいろいろな角度から見て、やわらかなつぼみにも目を向けました。

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桃始笑ももはじめてさく

桃の花が開き始める頃。「笑」は花が咲く様子を表します。

青空を背景に、開花を待つサクラのつぼみを近くから捉えた写真。花と空の色の対比を生かした画面構成で、花びらの色の濃淡を確かめられます。
時期と撮影記録

啓蟄の次候・3月上旬ごろ

  • 2026年 3月10日〜3月14日
  • 2027年 3月11日〜3月15日

貞享暦のこの位置には「寒雨間熟」が置かれ、宝暦暦以降の比較表では現在の名が見られます。

サクラ
2022年3月12日〜13日・静岡県袋井市

芽吹きを探して歩いた日に、桜のつぼみの美しさを撮りました。

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菜虫化蝶なむしちょうとなる

菜の葉を食べて育った虫が、蝶になる季節を表します。

キンセンカ:橙色の舌状花の先端の接写
時期と撮影記録

啓蟄の末候・3月中旬ごろ

  • 2026年 3月15日〜3月19日
  • 2027年 3月16日〜3月20日

キンセンカ
2024年3月16日〜17日・静岡県袋井市

鮮やかな橙色と、幾重にも重なるキンセンカの花びらに目を留めました。

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春分

雀始巣すずめはじめてすくう

スズメが巣を作り始める頃。

ヒヤシンス:青紫色の花被が反り返った花の集まり
時期と撮影記録

春分の初候・3月中旬ごろ

  • 2026年 3月20日〜3月25日
  • 2027年 3月21日〜3月25日

ヒヤシンス
2025年3月22日〜23日・静岡県森町

子どもの頃に育てた記憶のある花を、今度は形が分かるように近くから撮りました。

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桜始開さくらはじめてひらく

桜の花がほころび始める頃。

スノーフレーク:青空を背に、三つの白い花の内側が見える。
時期と撮影記録

春分の次候・3月下旬ごろ

  • 2026年 3月26日〜3月30日
  • 2027年 3月26日〜3月30日

貞享暦のこの位置には「雷乃発声」が置かれ、宝暦暦以降の比較表では現在の名が見られます。

スノーフレーク
2026年3月28日〜29日・静岡県袋井市

ふだんはうつむく花の中に、横を向いて開いた一輪がありました。

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雷乃発声かみなりすなわちこえをはっす

春の空に雷の音が聞こえ始める頃。

シロツメクサ:一つ一つの白い小花と、中心に残るつぼみの接写
時期と撮影記録

春分の末候・3月下旬ごろ

  • 2026年 3月31日〜4月4日
  • 2027年 3月31日〜4月4日

シロツメクサ
2023年4月1日〜2日・静岡県磐田市

春の風に揺れる花をよく見ると、小さな花にも一つずつ形がありました。

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清明

玄鳥至つばめきたる

ツバメが渡ってくる頃。

カキドオシ:薄紫色の唇形花と、下唇の濃い模様や白い毛
時期と撮影記録

清明の初候・4月上旬ごろ

  • 2026年 4月5日〜4月9日
  • 2027年 4月5日〜4月9日

カキドオシ
2024年4月6日〜7日・静岡県磐田市

野原で見つけた薄紫の小花。近くで見ると、下側に濃い模様がありました。

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鴻雁北こうがんかえる

冬を過ごした雁が北へ帰っていく頃。

赤と淡黄色の花びらの中央に、暗い色のしべが密集する花
時期と撮影記録

清明の次候・4月上旬ごろ

  • 2026年 4月10日〜4月14日
  • 2027年 4月10日〜4月14日

ラナンキュラス
2026年4月11日〜12日・静岡県袋井市

つぼみの中で重なっていた花びらが、ほどけるように開く姿を撮りました。

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虹始見にじはじめてあらわる

春の雨のあとに虹が見え始める頃。

アマドコロ:赤みのある茎から下がる白い筒形の花と、緑色の先端
時期と撮影記録

清明の末候・4月中旬ごろ

  • 2026年 4月15日〜4月19日
  • 2027年 4月15日〜4月19日

アマドコロ
2022年4月16日〜17日・静岡県袋井市

小さな花が一つずつ整って並ぶ姿が、目に留まりました。

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穀雨

葭始生あしはじめてしょうず

水辺のヨシが芽を出し始める頃。

ジャーマンアイリス:淡い紫の内花被片と濃い紫の外花被片を青空に重ねた姿
時期と撮影記録

穀雨の初候・4月中旬ごろ

  • 2026年 4月20日〜4月24日
  • 2027年 4月20日〜4月24日

ジャーマンアイリス
2023年4月22日〜23日・静岡県袋井市

大きな花の形を、上や横など、角度を変えてじっくり見ました。

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霜止出苗しもやんでなえいずる

霜が降りる季節を過ぎ、苗を外へ出す頃。

ツツジ:淡い桃色の花と、長く伸びる白いしべや黄色い葯
時期と撮影記録

穀雨の次候・4月下旬ごろ

  • 2026年 4月25日〜4月29日
  • 2027年 4月25日〜4月29日

貞享暦のこの位置には「牡丹華」が置かれ、宝暦暦以降の比較表では現在の名が見られます。

ツツジ
2025年4月26日〜27日・静岡県磐田市

透けるような桃色の花と、中央に見える模様に目を留めました。

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牡丹華ぼたんはなさく

牡丹の花が開く頃。

カタバミ:五枚の黄色い花びらと、中央のしべの接写
時期と撮影記録

穀雨の末候・4月下旬ごろ

  • 2026年 4月30日〜5月4日
  • 2027年 4月30日〜5月5日

貞享暦のこの位置には「霜止出苗」が置かれ、宝暦暦以降の比較表では現在の名が見られます。

カタバミ
2026年5月2日〜3日・静岡県袋井市

草むらに近づくと、カタバミの小さな花がいくつも開いていました。

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夏

立夏

蛙始鳴かわずはじめてなく

田や水辺でカエルの声が聞こえ始める頃。

アッツザクラ:鮮やかな桃色の花被片が星形に開き、中央が重なって閉じて見える花
時期と撮影記録

立夏の初候・5月上旬ごろ

  • 2026年 5月5日〜5月10日
  • 2027年 5月6日〜5月10日

アッツザクラ
2022年5月7日〜8日・静岡県袋井市

よく晴れた日、濃い桃色の花を撮ると気分まで明るくなりました。

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蚯蚓出みみずいずる

土からミミズが出てくる季節を表します。

青空を背景に、桃色のバラの花姿を大きく捉えた写真。花色と周囲の緑の対比が伝わります。
時期と撮影記録

立夏の次候・5月中旬ごろ

  • 2026年 5月11日〜5月15日
  • 2027年 5月11日〜5月15日

バラ
2024年5月11日〜12日・静岡県袋井市

つぼみから満開まで眺めた日に、青空とバラを一緒に写しました。

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竹笋生たけのこしょうず

タケノコが地面から顔を出す頃。

花弁中央の濃紫模様が印象的なニワゼキショウの正面花のアップ
時期と撮影記録

立夏の末候・5月中旬ごろ

  • 2026年 5月16日〜5月20日
  • 2027年 5月16日〜5月20日

ニワゼキショウ
2025年5月17日〜18日・静岡県袋井市

しゃがんで目を凝らすと、小さな花の色の組み合わせが見えてきました。

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小満

蚕起食桑かいこおきてくわをはむ

蚕が桑の葉を食べ始める頃。

白い舌状花が黄色い中心を囲む、ヒメジョオンとして掲載している花
時期と撮影記録

小満の初候・5月下旬ごろ

  • 2026年 5月21日〜5月25日
  • 2027年 5月21日〜5月25日

ヒメジョオン
2026年5月23日〜24日・静岡県袋井市

開きかけの姿や、一つずつの細い花びらを見比べました。

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紅花栄べにばなさかう

ベニバナの花が咲く頃。

カラー:黄色い仏炎苞の内側に立つ肉穂花序の接写
時期と撮影記録

小満の次候・5月下旬ごろ

  • 2026年 5月26日〜5月30日
  • 2027年 5月26日〜5月31日

カラー
2022年5月28日〜29日・静岡県袋井市

黄色い包みの内側に立つ、棒のような形に近づいて撮りました。

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麦秋至むぎのときいたる

麦が実り、収穫の時期を迎える頃。

周囲の緑に囲まれて咲く白色のオルレアを、周囲とともに捉えた写真。花を中央に据えた画面構成で、花色と周囲の緑の対比を確かめられます。
時期と撮影記録

小満の末候・5月下旬ごろ

  • 2026年 5月31日〜6月5日
  • 2027年 6月1日〜6月5日

オルレア
2024年6月1日〜2日・静岡県森町

シャクヤクとオルレアを見た日、オルレアのレースのような白い花も撮りました。

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芒種

蟷螂生かまきりしょうず

カマキリの子が卵から出てくる頃。

薄紫と白が混じるアジサイの花をクローズアップで撮影した写真
時期と撮影記録

芒種の初候・6月上旬ごろ

  • 2026年 6月6日〜6月10日
  • 2027年 6月6日〜6月10日

アジサイ
2025年6月7日〜8日・静岡県袋井市

つぼみから花へ移る姿を見比べ、少し丸みの残る咲きかけにも惹かれました。

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腐草為蛍くされたるくさほたるとなる

草の茂る水辺に蛍が現れる頃。草が蛍に変わるという昔の見方を残した名前です。

青空と緑を背景に、桃色の小花がらせん状に並ぶネジバナ
時期と撮影記録

芒種の次候・6月中旬ごろ

  • 2026年 6月11日〜6月15日
  • 2027年 6月11日〜6月15日

ネジバナ
2026年6月13日〜14日・静岡県森町

小花がらせんに並ぶ様子を見て、ネジバナを主役に撮りました。

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梅子黄うめのみきばむ

青かった梅の実が、黄色みを帯びる頃。

アガパンサスが群生して咲く庭園の風景を撮影した写真。淡い紫色の花房が一面に広がり、緑の葉とのコントラストが美しい初夏の景色
時期と撮影記録

芒種の末候・6月中旬ごろ

  • 2026年 6月16日〜6月20日
  • 2027年 6月16日〜6月20日

貞享暦のこの位置には「梅始黄」が置かれ、宝暦暦以降の比較表では現在の名が見られます。

アガパンサス
2023年6月17日〜18日・静岡県磐田市

散歩の途中、満開でも穏やかに見える薄紫の花房に目を留めました。

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夏至

乃東枯なつかれくさかるる

夏枯草と呼ばれる草が、枯れる頃を表します。

自然な光の中で、桃色のヒャクニチソウの花びらと中心部を近くから捉えた写真。花びらの色の濃淡が伝わります。
時期と撮影記録

夏至の初候・6月下旬ごろ

  • 2026年 6月21日〜6月25日
  • 2027年 6月21日〜6月26日

ヒャクニチソウ
2024年6月22日〜23日・静岡県袋井市

暑さが増す頃に咲き始めたヒャクニチソウを撮りました。

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菖蒲華あやめはなさく

あやめの花が咲く季節を表します。

ダリア:赤紫の花びらと、盛り上がる黄色い中心
時期と撮影記録

夏至の次候・6月下旬ごろ

  • 2026年 6月26日〜7月1日
  • 2027年 6月27日〜7月1日

貞享暦のこの位置には「分龍雨」が置かれ、宝暦暦以降の比較表では現在の名が見られます。

ダリア
2025年6月28日〜29日・静岡県磐田市

折り重なった花びらが反る形を、横や後ろからも眺めました。

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半夏生はんげしょうず

半夏という草が生える頃を表す名前です。

青空と緑を背景に白い大輪を開くアメリカフヨウを撮影した写真
時期と撮影記録

夏至の末候・7月上旬ごろ

  • 2026年 7月2日〜7月6日
  • 2027年 7月2日〜7月6日

アメリカフヨウ
2026年7月4日〜5日・静岡県御前崎市

白い大輪が開く姿に、夏が来たと感じた日の一枚です。

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小暑

温風至あつかぜいたる

暖かさを通り越し、風にも暑さを感じる頃。

黄色い舌状花に囲まれ、筒状の小花が密に並ぶメランポジウムの花の中心
時期と撮影記録

小暑の初候・7月上旬ごろ

  • 2026年 7月7日〜7月11日
  • 2027年 7月7日〜7月11日

メランポジウム
2023年7月8日〜9日・静岡県磐田市

開き始める小さな花に、ぐっと近づいて撮りました。

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蓮始開はすはじめてひらく

水辺で蓮の花が開き始める頃。

緑の中で青い花弁が映えるツユクサの接写写真|黄色い雄しべが中央で鮮やかに見える
時期と撮影記録

小暑の次候・7月中旬ごろ

  • 2026年 7月12日〜7月16日
  • 2027年 7月12日〜7月17日

貞享暦のこの位置には「蓮始華」が置かれ、宝暦暦以降の比較表では現在の名が見られます。

ツユクサ
2024年7月13日〜14日・静岡県袋井市

木陰で見つけたツユクサの青が、周りの緑によく映えていました。

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この花を一句と一枚で読む

鷹乃学習たかすなわちわざをならう

若い鷹が飛ぶことや獲物を捕ることを覚える頃。

桃色のオリエンタルリリーの雄しべを極端に接写した花粉のディテール写真
時期と撮影記録

小暑の末候・7月中旬ごろ

  • 2026年 7月17日〜7月22日
  • 2027年 7月18日〜7月22日

カサブランカ
2025年7月19日〜20日・静岡県森町

大きな花の中で、とりわけ存在感のある雄しべに目を向けました。

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大暑

桐始結花きりはじめてはなをむすぶ

桐の花のあとに実ができ始める頃。

3 濃い花の満開 濃い紅色の花びらと黄色い葯が、青空を背景に広がっています。
時期と撮影記録

大暑の初候・7月下旬ごろ

  • 2026年 7月23日〜7月27日
  • 2027年 7月23日〜7月27日

サルスベリ
2026年7月25日〜26日・静岡県袋井市

青空を見上げるように開いた濃い色の花を、夏の光の中で撮りました。

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この花を一句と一枚で読む

土潤溽暑つちうるおうてむしあつし

湿り気を含んだ地面と、蒸し暑さを表す候です。

ガザニア:銀白色の細い葉の間で、白い花と黄色い中心部が目立つ
時期と撮影記録

大暑の次候・7月下旬ごろ

  • 2026年 7月28日〜8月1日
  • 2027年 7月28日〜8月1日

ガザニア
2023年7月29日〜30日・静岡県藤枝市

花の整った形に見とれ、銀色に見える葉にも目を留めました。

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大雨時行たいうときどきにふる

ときおり激しい雨が通り過ぎる頃。

ブラシノキ:細長い緑の葉と赤みを帯びた新しい葉が伸びる枝先
時期と撮影記録

大暑の末候・8月上旬ごろ

  • 2026年 8月2日〜8月6日
  • 2027年 8月2日〜8月7日

ブラシノキ
2024年8月3日〜4日・静岡県御前崎市

赤い花に近づいてから、夏の葉の美しさにも気づきました。

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秋

立秋

涼風至すずかぜいたる

風の中に涼しさが感じられる頃。

オグルマの黄色い花を大きく接写したマクロ写真
時期と撮影記録

立秋の初候・8月上旬ごろ

  • 2026年 8月7日〜8月12日
  • 2027年 8月8日〜8月12日

オグルマ
2025年8月9日〜10日・静岡県袋井市

黄色い花を正面から見て、中心までじっくり撮りました。

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寒蝉鳴ひぐらしなく

ヒグラシの声が聞こえる季節を表します。

黄色い花被片が広がり、内側に葯が見えるキバナタマスダレとして掲載中の花
時期と撮影記録

立秋の次候・8月中旬ごろ

  • 2026年 8月13日〜8月17日
  • 2027年 8月13日〜8月17日

貞享暦のこの位置には「山沢浮雲」が置かれ、宝暦暦以降の比較表では現在の名が見られます。

キバナタマスダレ
2022年8月13日〜14日・静岡県袋井市

コンクリートの隙間で育つ花の、明るい黄色に目を留めました。

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蒙霧升降ふかききりまとう

あたりを包むような深い霧が立つ頃。

淡い桃紫色の花の内側に、紫の斑点と濃い色の葯が見えるハナトラノオ
時期と撮影記録

立秋の末候・8月中旬ごろ

  • 2026年 8月18日〜8月22日
  • 2027年 8月18日〜8月22日

貞享暦のこの位置には「霧色巳成」が置かれ、宝暦暦以降の比較表では現在の名が見られます。

ハナトラノオ
2023年8月19日〜20日・静岡県袋井市

粘って近づくと、花の内側の形や模様が見えてきました。

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処暑

綿柎開わたのはなしべひらく

綿の実が割れ、白い綿がのぞく頃。

水滴の残るマツバボタンの桃色の花びら
時期と撮影記録

処暑の初候・8月下旬ごろ

  • 2026年 8月23日〜8月27日
  • 2027年 8月23日〜8月27日

貞享暦のこの位置には「寒蝉鳴」が置かれ、宝暦暦以降の比較表では現在の名が見られます。

マツバボタン
2024年8月24日〜25日・静岡県袋井市

雨のあと、つやのある桃色の花びらに水滴が残っていました。

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天地始粛てんちはじめてさむし

空気が少しずつ冷たくなり、暑さが収まる頃。

オレンジ色の花びらが波打つように広がるマリーゴールドの接写写真|鮮やかな夏の花
時期と撮影記録

処暑の次候・8月下旬ごろ

  • 2026年 8月28日〜9月1日
  • 2027年 8月28日〜9月2日

マリーゴールド
2025年8月30日〜31日・静岡県袋井市

筒のような花がほどけていく途中に、開き方の面白さを感じました。

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禾乃登こくものすなわちみのる

稲などの穀物が実る頃。

白い星形の小花と、まだ閉じたつぼみが一緒に見えるニラ
時期と撮影記録

処暑の末候・9月上旬ごろ

  • 2026年 9月2日〜9月6日
  • 2027年 9月3日〜9月7日

ニラ
2022年9月3日〜4日・静岡県磐田市

散歩で見つけた白い花。つぼみと開いた花の違いを見比べました。

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白露

草露白くさのつゆしろし

草に置いた露が、光を受けて白く見える頃。

紅紫色の旗弁に黄緑色の模様が見えるアレチヌスビトハギ
時期と撮影記録

白露の初候・9月上旬ごろ

  • 2026年 9月7日〜9月12日
  • 2027年 9月8日〜9月12日

アレチヌスビトハギ
2023年9月9日〜10日・静岡県袋井市

歩いていると、アレチヌスビトハギの小さな花が目に留まるようになりました。

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鶺鴒鳴せきれいなく

水辺などでセキレイの声が聞こえる季節を表します。

日差しを浴びて並んで咲く白いガウラの花の接写写真
時期と撮影記録

白露の次候・9月中旬ごろ

  • 2026年 9月13日〜9月17日
  • 2027年 9月13日〜9月17日

ガウラ
2024年9月14日〜15日・静岡県森町

細い茎の先で揺れる白い花が、蝶のように見えた日です。

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玄鳥去つばめさる

ツバメが南へ渡っていく頃。

中心にまだ閉じた筒状花が集まり、周囲が橙色に広がるキバナコスモス
時期と撮影記録

白露の末候・9月中旬ごろ

  • 2026年 9月18日〜9月22日
  • 2027年 9月18日〜9月22日

キバナコスモス
2025年9月20日〜21日・静岡県袋井市

橙色の花に近づき、カメラ越しに花びらのやわらかな質感を見直しました。

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秋分

雷乃収声かみなりすなわちこえをおさむ

夏の空に響いていた雷が、次第に聞こえなくなる頃。

淡いピンクの花びらと長い雄しべが可憐なシモツケの花房を接写した写真|淡色系でふんわり咲く初夏の花
時期と撮影記録

秋分の初候・9月下旬ごろ

  • 2026年 9月23日〜9月27日
  • 2027年 9月23日〜9月27日

貞享暦のこの位置には「鴻雁来」が置かれ、宝暦暦以降の比較表では現在の名が見られます。

シモツケ
2022年9月24日〜25日・静岡県磐田市

満開の花も、まだつぼみの花も、別々の魅力がありました。

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蟄虫坏戸むしかくれてとをふさぐ

虫が冬に備えて隠れ、すみかの入口を閉じる頃。

淡黄色の舌状花と、先の分かれた花柱が見えるアキノノゲシの接写
時期と撮影記録

秋分の次候・9月下旬ごろ

  • 2026年 9月28日〜10月2日
  • 2027年 9月28日〜10月2日

アキノノゲシ
2023年9月30日〜10月1日・静岡県磐田市

朝晩に冷えを感じた日、クリーム色の花と黄色いしべに近づきました。

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水始涸みずはじめてかるる

稲の収穫に向け、田の水を落とす頃。

幅のある対生の葉の間で、小さな紫色の花が開く
時期と撮影記録

秋分の末候・10月上旬ごろ

  • 2026年 10月3日〜10月7日
  • 2027年 10月3日〜10月7日

ヤナギハナガサ
2025年10月4日〜5日・静岡県袋井市

近くの花に焦点を合わせると、奥の花がやわらかくぼけました。

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寒露

鴻雁来こうがんきたる

雁が北から渡ってくる頃。

淡い黄色のヒガンバナ属の花と、奥に広がる赤いヒガンバナ
時期と撮影記録

寒露の初候・10月上旬ごろ

  • 2026年 10月8日〜10月12日
  • 2027年 10月8日〜10月12日

貞享暦のこの位置には「棗栗零」が置かれ、宝暦暦以降の比較表では現在の名が見られます。

ヒガンバナ
2025年10月11日〜12日・静岡県袋井市

淡い色の花と赤い花がそろって咲くところを、一緒に写しました。

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この花を一句と一枚で読む

菊花開きくのはなひらく

菊の花が開き始める頃。

水滴がついた桃色の舌状花と、内側に集まる小花が見えるキク

この花を近い時期に撮影

時期と撮影記録

寒露の次候・10月中旬ごろ

  • 2026年 10月13日〜10月17日
  • 2027年 10月13日〜10月17日

貞享暦のこの位置には「蟋蟀在戸」が置かれ、宝暦暦以降の比較表では現在の名が見られます。

キク
2025年10月25日〜26日・静岡県森町

肌寒い日に、花びらが中心へぎゅっと寄った菊を撮りました。

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この花を一句と一枚で読む

蟋蟀在戸きりぎりすとにあり

秋の虫が戸口の近くで鳴く季節を表します。

日本の秋に咲くキンモクセイの橙色の花が幹の節元付近で開花している様子をクローズアップ撮影した写真
時期と撮影記録

寒露の末候・10月中旬ごろ

  • 2026年 10月18日〜10月22日
  • 2027年 10月18日〜10月23日

貞享暦のこの位置には「菊花開」が置かれ、宝暦暦以降の比較表では現在の名が見られます。

キンモクセイ
2024年10月19日〜20日・静岡県磐田市

香りをたどって木を見つけ、橙色の小花を近くから撮りました。

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この花を一句と一枚で読む

霜降

霜始降しもはじめてふる

地面や草に、初めて霜が降りる頃。

赤紫色の葉の中央を、明るい黄緑色が縁取っています。
時期と撮影記録

霜降の初候・10月下旬ごろ

  • 2026年 10月23日〜10月27日
  • 2027年 10月24日〜10月28日

コリウス
2025年10月25日〜26日・静岡県森町

クレヨンで塗ったような色の重なりを見たくて、葉の先へ近づきました。

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霎時施こさめときどきふる

ときどき小雨が降る頃。

イヌホオズキの白い星形の花と、中央に集まる黄色い雄しべ
時期と撮影記録

霜降の次候・10月下旬ごろ

  • 2026年 10月28日〜11月1日
  • 2027年 10月29日〜11月2日

貞享暦のこの位置には「蔦楓紅葉」が置かれ、宝暦暦以降の比較表では現在の名が見られます。

イヌホオズキ
2022年10月29日〜30日・静岡県袋井市

白い花とつやのある実の両方に、見入った日です。

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楓蔦黄もみじつたきばむ

モミジやツタの葉が色づく頃。

赤橙色の花冠と、その外へ伸びる白いしべが見えるマルバルコウ
時期と撮影記録

霜降の末候・11月上旬ごろ

  • 2026年 11月2日〜11月6日
  • 2027年 11月3日〜11月7日

貞享暦のこの位置には「鶯雛鳴」が置かれ、宝暦暦以降の比較表では現在の名が見られます。

マルバルコウ
2023年11月4日〜5日・静岡県袋井市

緑の中で目立つ橙色に近づき、しべの細かな姿まで見てみました。

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冬

立冬

山茶始開つばきはじめてひらく

山茶の花が開き始める頃を表します。

ピラカンサの橙色の実に水滴がつき、先端に褐色の萼が残る接写
時期と撮影記録

立冬の初候・11月上旬ごろ

  • 2026年 11月7日〜11月11日
  • 2027年 11月8日〜11月11日

ピラカンサ
2025年11月8日〜9日・静岡県袋井市

橙色の丸い実を近くから見ると、小さな柿のように感じられました。

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地始凍ちはじめてこおる

冷え込みが増し、地面が凍り始める頃。

青空を背景に、紫の小花が集まって咲くシュッコンバーベナ
時期と撮影記録

立冬の次候・11月中旬ごろ

  • 2026年 11月12日〜11月16日
  • 2027年 11月12日〜11月16日

シュッコンバーベナ
2025年11月15日〜16日・静岡県御前崎市

光の当たり方で紫の印象が変わる花を、じっくり眺めました。

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金盞香きんせんかさく

水仙が咲き、香りが感じられる頃。

紫色の花冠が五つに広がり、中央に黄色い葯が見えるバコパ
時期と撮影記録

立冬の末候・11月中旬ごろ

  • 2026年 11月17日〜11月21日
  • 2027年 11月17日〜11月21日

貞享暦のこの位置には「霎乃降」が置かれ、宝暦暦以降の比較表では現在の名が見られます。

バコパ
2023年11月18日〜19日・静岡県袋井市

花壇で出会った小花を、中心が見えるところまで寄って撮りました。

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小雪

虹蔵不見にじかくれてみえず

虹を見かける機会が少なくなる季節を表します。

ナンキンハゼ:赤・橙・緑の色が交じる葉と葉脈の接写
時期と撮影記録

小雪の初候・11月下旬ごろ

  • 2026年 11月22日〜11月26日
  • 2027年 11月22日〜11月26日

ナンキンハゼ
2024年11月23日〜24日・静岡県袋井市

緑から黄、橙、赤へ。見慣れた木の葉に、細かな色の違いを見つけました。

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朔風払葉きたかぜこのはをはらう

北からの冷たい風が、木の葉を吹き落とす頃。

ストレリチア:青空を背景に、橙色の萼片と青紫色の花弁、舟形の苞が見える姿
時期と撮影記録

小雪の次候・11月下旬ごろ

  • 2026年 11月27日〜12月1日
  • 2027年 11月27日〜12月1日

貞享暦のこの位置には「樹葉咸落」が置かれ、宝暦暦以降の比較表では現在の名が見られます。

ストレリチア
2025年11月29日〜30日・静岡県御前崎市

初めて撮る花の形が面白く、どう写そうかと考えながら撮りました。

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橘始黄たちばなはじめてきばむ

橘の実が黄色く色づき始める頃。

白い四枚の花びらと黄色い葯が見えるアリッサムの一輪
時期と撮影記録

小雪の末候・12月上旬ごろ

  • 2026年 12月2日〜12月6日
  • 2027年 12月2日〜12月6日

アリッサム
2022年12月3日〜4日・静岡県袋井市

小さなアリッサムの花を、一輪ずつ見えるところまで大きく撮りました。

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大雪

閉塞成冬そらさむくふゆとなる

空も地面も冷え、冬が深まる頃。

緑のナデシコの葉を近くから捉えた写真。葉脈と表面の質感が分かる構図です。
時期と撮影記録

大雪の初候・12月上旬ごろ

  • 2026年 12月7日〜12月11日
  • 2027年 12月7日〜12月11日

ナデシコ
2024年12月7日〜8日・静岡県袋井市

緑のナデシコの葉に寄ると、表面の質感と葉脈が見えます。

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この花を一句と一枚で読む

熊蟄穴くまあなにこもる

熊が冬を越すため、穴にこもる頃。

キンカン:青空を背景に、橙色の丸い実と緑の葉が並ぶ枝
時期と撮影記録

大雪の次候・12月中旬ごろ

  • 2026年 12月12日〜12月16日
  • 2027年 12月12日〜12月16日

キンカン
2025年12月13日〜14日・静岡県袋井市

橙色に色づいたキンカンの実が、光を受けてつややかに見えました。

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鱖魚群さけのうおむらがる

鮭が群れになって川を上る季節を表します。

センリョウ:黄橙色の丸い果実が集まる接写
時期と撮影記録

大雪の末候・12月中旬ごろ

  • 2026年 12月17日〜12月21日
  • 2027年 12月17日〜12月21日

貞享暦のこの位置には「水仙開」が置かれ、宝暦暦以降の比較表では現在の名が見られます。

センリョウ
2021年12月18日〜19日・静岡県袋井市

黄橙色の実がまとまる姿に惹かれて、センリョウを撮りました。

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冬至

乃東生なつかれくさしょうず

夏枯草と呼ばれる草が芽を出す頃を表します。

赤紫色を帯びた葉と、細かな網のように走る葉脈
時期と撮影記録

冬至の初候・12月下旬ごろ

  • 2026年 12月22日〜12月26日
  • 2027年 12月22日〜12月26日

ランタナ
2023年12月23日〜24日・静岡県袋井市

赤紫を帯びたランタナの葉に、細い葉脈が網のように走っています。

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麋角解さわしかのつのおつる

大きな鹿の角が落ちるとされた季節です。

白と桃色の舌状花にしわが見えるコスモス。黄色い小花が中央に集まっています。
時期と撮影記録

冬至の次候・12月下旬ごろ

  • 2026年 12月27日〜12月31日
  • 2027年 12月27日〜12月31日

コスモス
2025年12月27日〜28日・静岡県袋井市

冬に出会ったコスモスには、少ししわの寄った花びらの味わいがありました。

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雪下出麦ゆきくだりてむぎのびる

雪の下で麦の芽が伸びる頃。

桃色と白の花冠に、黄色いふくらみが見える姿
時期と撮影記録

冬至の末候・1月上旬ごろ

  • 2026年 2027年1月1日〜2027年1月4日
  • 2027年 2028年1月1日〜2028年1月5日

キンギョソウ
2022年1月1日〜2日・静岡県袋井市

桃色、白、黄色が溶け合うような、小さな花の色合いに惹かれました。

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小寒

芹乃栄せりすなわちさかう

水辺でセリが育ち始める頃。

淡青色の花冠に、大小の丸い水滴が残る
時期と撮影記録

小寒の初候・1月上旬ごろ

  • 2026年 1月5日〜1月9日
  • 2027年 1月5日〜1月9日

ネモフィラ
2023年1月7日〜8日・静岡県袋井市

雨上がりの青い花に、丸い水滴が光っていました。

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水泉動しみずあたたかをふくむ

冷え込みの中で、湧き水に春のぬくもりを感じる頃。

自然な光の中で咲く桃色のプリムラを、周囲とともに捉えた写真。花と背景の余白をバランスよく見せる構図です。
時期と撮影記録

小寒の次候・1月上旬ごろ

  • 2026年 1月10日〜1月14日
  • 2027年 1月10日〜1月14日

貞享暦のこの位置には「風気乃行」が置かれ、宝暦暦以降の比較表では現在の名が見られます。

プリムラ
2025年1月11日〜12日・静岡県森町

また撮りたくなったプリムラ。花びらの曲線とやわらかな色を眺めました。

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雉始雊きじはじめてなく

キジが鳴き始める頃。

周囲の緑に囲まれて、黄色のオオキバナカタバミの花姿を大きく捉えた写真。花色と周囲の緑の対比が伝わります。
時期と撮影記録

小寒の末候・1月中旬ごろ

  • 2026年 1月15日〜1月19日
  • 2027年 1月15日〜1月19日

オオキバナカタバミ
2026年1月17日〜18日・静岡県磐田市

透けるような明るい黄色に惹かれ、光を通した姿も撮りました。

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大寒

款冬華ふきのはなさく

フキノトウが顔を出す頃。

薄紅色のツバキのつぼみが花弁を優しく巻きながら開き始めているクローズアップ写真
時期と撮影記録

大寒の初候・1月中旬ごろ

  • 2026年 1月20日〜1月24日
  • 2027年 1月20日〜1月24日

ツバキ
2023年1月21日〜22日・静岡県磐田市

やわらかな桃色の八重咲きが開いていく途中を、順を追って撮りました。

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この花を一句と一枚で読む

水沢腹堅さわみずこおりつめる

沢や水辺が厚く凍る頃。

オオイヌノフグリ:四つに深く裂けた青い花冠と、濃色の葯がついた二本の雄しべ
時期と撮影記録

大寒の次候・1月下旬ごろ

  • 2026年 1月25日〜1月29日
  • 2027年 1月25日〜1月29日

オオイヌノフグリ
2024年1月27日〜28日・静岡県磐田市

小さな青い花を見つけ、地面に近いところから夢中で撮りました。

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鶏始乳にわとりはじめてとやにつく

鶏が卵を産み始めるとされた頃。

クレマチスの花後に、羽毛状の毛をまとった果実がふんわりと広がる様子。
時期と撮影記録

大寒の末候・1月下旬ごろ

  • 2026年 1月30日〜2月3日
  • 2027年 1月30日〜2月3日

クレマチス
2026年1月31日〜2月1日・静岡県森町

冬の光の中で、ふわっと広がった綿毛が輝いていました。

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暦の資料

名称と読みは、略本暦へ受け継がれた表記を、国立天文台の比較表で確認しています。

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