カキドオシの写真
カキドオシの写真18枚。見どころを先に、残りの写真を続けてご覧いただけます。
撮影観察ノート
写真から見るカキドオシの特徴
写真の見どころ・撮影のヒントを読む
写真を選ぶと、保存用の画像が開きます
残り15枚の写真を見る
観察ごとの撮影記録
同じ植物でも、季節や場所によって違う表情を見せます。撮影した日の記録を、日付ごとに残しました。
2024年4月6日〜7日静岡県磐田市この日の記録を読む
2023年3月25日〜26日静岡県磐田市この日の記録を読む
撮影日が1日に確定している記録はその日を、1日まで絞れない記録は2日間の範囲で表示しています。
花の物語
植物分類
| 学名 | Glechoma grandis (A.Gray) Kuprian. |
|---|---|
| 分類階級 | 種 |
| 科・目 | シソ科(Lamiaceae)・シソ目(Lamiales) |
| この記事で扱う範囲 | 本記事の写真で扱うカキドオシを種階級で整理しています。花色などの園芸品種までは特定していません。 |
分類データと外部ID
Wikidata Q11086451 / GBIF 7308005 / Catalogue of Life 3G6WD / Kew POWO
分類体系:APG IVを基礎にGBIF・Catalogue of Lifeで照合 確認日:2026年8月3日
カキドオシは、春に薄紫色の小さな唇形花を咲かせ、茎を伸ばして広がる野草です。地面を這うように進む姿には、垣根の向こうまで春を運ぶような力があります。
| 花の印象 | 薄紫の唇形花、丸みのある葉、つる状の茎 |
| 漢字 | 垣通し |
| 名前の見どころ | 垣根を通すほど伸びる姿に由来 |
| 花言葉 | 楽しみ、享楽など |
| 特徴 | 春に花を咲かせ、のちにつる状に広がる |
| 撮影の軸 | 薄紫花、葉、茎の流れ、低い目線 |
薄紫の花と、丸い葉の姿
カキドオシはシソ科の多年草で、道端や草地、林縁などで見られます。春には立ち上がった茎に薄紫の花をつけ、季節が進むと茎を伸ばして地面を這います。
花は小さいものの模様があり、近づくほど表情が見える野草です。
垣根と小銭、暮らしの中の呼び名
花のあとに地を這う茎が、隣家の垣根まで通ってゆく。カキドオシの「垣通し」は、そんな伸び方を見立てた呼び名です。薄紫の花そのものよりも、季節を通して草を見てきた人の目が、名前に残っています。
丸い葉を小銭に見立て、茎に連なって付く姿から「連銭草」とも呼びました。東京都薬用植物園の解説にあるこの名を知ると、葉の一枚一枚も、花を囲むただの緑ではなくなります。垣根と銭という身近なものが、野草と暮らしをつないでいます。
薄紫色の下唇にある濃い模様と、そのそばの丸い葉を見比べてください。葉の縁の丸み、赤みのある茎へ視線を移すと、花だけでは見えなかった草全体の表情も味わえます。
花言葉・誕生花
花言葉には楽しみ、享楽などがあります。春に小花を咲かせ、地面を伸びる自由な姿に合う言葉です。
誕生花として広く固定された日付は目立ちませんが、春の足元を彩る花として親しみがあります。
花言葉と、写真に重なる余韻
小さな花の模様から、丸い葉の名をたどる
垣根を通る茎に名を付け、丸い葉を小銭に見立てた人の暮らし。呼び名を知ると、薄紫の花のそばの葉にも目が向きます。下唇の濃い模様と白い毛を近くで眺めたあと、草の中へ視線を戻す。身近な名前から、小さな形が見えてきます。
写真に重ねる余韻:花の正面と横顔で、模様や毛の見え方は変わります。丸い葉と赤みのある茎も、花を囲む一つずつの形として見比べてみてください。
写真×情緒|一枚から広がる花の余韻
一枚を見たあとの余韻
この花を見て、どんな気持ちになりましたか?
撮影するときの楽しみ方
撮影ポイントで見る一枚
- 花と葉を一緒に撮ると、カキドオシの自然な姿が伝わります。
- 花に寄ると、薄紫の模様と唇形の形が見えます。
- 茎の流れを入れると、垣通しという名前の雰囲気が出ます。
- 低い位置から撮ると、足元に広がる春の花らしさが出ます。
実際の写真で見る撮影ポイント


薄紫の花へ寄ると模様や毛が見え、引いた写真では草の中に点在する花と葉を眺められます。
接写では花の模様、引きの写真では広がる草姿を意識すると使いやすくなります。
花の余韻
薄紫色の花の下唇にある濃い模様と白い毛、丸みのある葉、赤みを帯びた茎を見比べてみてください。花の正面と横顔で見える部分が変わります。
掲載写真は花、若葉、茎、草地に広がる姿です。実や斑入りの園芸品種の写真はなく、同じ株を順に追った連続記録でもありません。
撮影のコツを、もう少し詳しく。
花の色や光、背景のぼかし方を知ると、同じ一輪もぐっとやわらかく写せます。スマホ・マクロ・光で楽しむ花の撮り方は、花の撮り方ガイドにまとめています。
よくある質問
- Q
カキドオシとはどんな植物ですか?
- A
カキドオシは、薄紫色の唇形花と丸みのある葉を持つシソ科の多年草です。春には花の模様や内側の毛が見どころで、花後には茎を長く伸ばします。
- Q
カキドオシの名前の由来を見るポイントは?
- A
垣通しは、茎が伸びて垣根をくぐり抜け、隣へ通っていくように広がることに由来します。グレコマは属名に由来する呼び名で、園芸では近縁種も扱われます。このページの写真は緑葉のカキドオシで、斑入りの園芸品種は掲載していません。
- Q
カキドオシを撮影するときの見どころは?
- A
カキドオシは、薄紫の花と地を這う茎の流れを見せると印象が深まります。
- Q
カキドオシの写真は商用利用できますか?
- A
このページの無料写真はWeb掲載や資料作成に利用できます。印刷物や大きなデザインで使う場合は、高解像度版もあわせて確認できます。
この記事の参考資料
植物名・学名・分類、名前の由来や花言葉を確認するときに参照した資料です。
学名・分類・植物の同一性
- Royal Botanic Gardens, Kew:Plants of the World Online: Glechoma grandis
- GBIF Secretariat:GBIF Species: Glechoma grandis (A.Gray) Kuprian.
- Catalogue of Life: Glechoma grandis
- Wikidata:カキドオシ (Q11086451)
- Wikipedia日本語版:カキドオシ
名前の由来・花言葉の補助資料
花言葉には公的な統一基準がなく、資料・地域・時代によって表現が異なる場合があります。本文では複数の資料を照合し、断定を避けて紹介しています。撮影時の見どころと写真説明は、私が撮影した写真と観察記録に基づいています。
参照日:2026年8月4日
次の一輪へ
次の花を探す
今の花から少し視線を広げて、色や季節、花姿の近い一輪を探してみませんか。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。








