
ダリアの魅力を
美しい写真で伝えたい!

SNSで注目される写真を
スマホで撮ってみたい!
→ コツを掴めば誰でも綺麗に撮れます!
カメラ初心者~中級者の人に向けた内容となります。カメラの難しい撮影技術や専門用語はこの記事では取り扱いません。今日からすぐに実践できるダリアの撮り方を、誰でも簡単に真似できる4つのポイントに絞ってお伝えします。「スマホ」や「コンパクトなデジカメ」でも、とても美しい花の写真が撮れます!
「初めての1台として最適」
今はスマホで撮っているけど、そろそろ本格的な趣味として、カメラ購入を考えている。何十万円もするような高価なカメラは予算オーバーで手が届かない。高級カメラにも負けない、美しい写真が撮れる機種をご紹介します。私自身が実際に4,000枚以上の撮影をしてきた機種を自信を持ってお伝えします。
↓ 花を美しく撮れるカメラ ↓
お気に入りのデジカメで、さらに感動的な写真を撮りましょう!
簡単な自己紹介です。よろしくお願いします。
この記事を書いているのは
「ふくふくろう」です。
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身近な花の美しさを伝えたくて、これまでに300種類、4,000枚以上の写真を撮り続けてきました。写真のコツについて、さらに詳しく聞きたいという方は「Instagram」でお気軽にご質問ください。
【初心者向け】ダリアの撮り方|美しい写真の4つのコツ
ダリアほどの美しい花びらの構造を持つ植物は少ないのではないでしょうか。花びらの重なりだけで絵になる花と言っても過言ではないです。魅力的な花であるダリアは品種改良が進み、およそ3万種があるらしいですね。そんなダリアの見頃は9月~10月(開花時期としては6月~11月)です。ダリアの名所としては秋田国際ダリア園(秋田)や町田ダリア園(東京)など全国各地にあります。名所に足を伸ばしてダリア撮影を満喫するのは良いですね。でも遠出できる機会も少ないという方に向けて、この記事では近所の花壇に咲いているダリアを何倍も美しく撮るコツをご紹介します。初心者の方が分からないような難しい専門用語などはありませんので、安心して読み進めていただければと思います。
まず、こちらの写真をご覧ください。


良い写真だね!
花びらの重なりも美しいね。
ダリアの正面少し横から撮った写真になります。花びらの重なりも綺麗で色味も美しい写真となっています。このような写真は王道と言えますね。でも基本的な撮り方をした王道だとカメラの性能によって写真の良し悪しが決まってしまうことがあります。何十万もするカメラで撮ったら綺麗に写るということは分かりますが、スマホやコンパクトなデジカメで撮っても工夫次第で良い写真になるということを伝えたいです。ぜひ、私がコンデジで撮った写真をもとに実証済みの写真のコツを試してみてほしいです。
花びらの芸術!折り重なるダリアの美しさを引き出す撮影テクニック

ダリアは豪華で
とっても綺麗だよね!

それは花びらが幾重にも
折り重なる特徴からだよね!
→ 折り重なる花びらを斜め上から撮る!
ダリアの品種による違いはありますが、多くの品種では折り重なる花びらが前から後ろに流れるような構造となっています。花びらが後ろ側に少し反り返るような形です。このような特徴のあるダリアで、その花びらの重なりを美しく撮影するにはコツがあります。それは斜め上から撮影することです。そうすることで前から後ろへの花びらの流れが写真に表現できます。真正面から撮った写真と比べると動きのある写真になっていることに気づいていただけるかと思います。具体的な写真をもとに撮り方をみていきましょう。
[例1]

[例2]

[例3]

前に進んでくるような動きのあるダリアの写真となっていますよね。また花びらの折り重なりもしっかりと捉えることができます。撮り方を①被写体 ②構図 ③撮り方に分けて詳しく具体的にお伝えしていきます。
< 撮り方のコツは3つ >
[被写体]
横向きに咲く花びらが綺麗なもの
[構図]
大きく写し、背景は控えめに
[撮影方法]
花びらに差し込む光を意識
① 被写体
主役は「花びらの折り重なり」です。その花びらが綺麗なものを選んでみて下さい。斜め上から撮るので前方から側面にかけて綺麗なものが最適です。また、横向きに咲いているものが選ぶと良いです。それは側面の花びらも入れて撮るため横向きだと光が自然と照らしてくれるからです。少し下向き加減でも構わないくらいです。ダリアは横向き加減に咲く習性がありますので、多くの場合は心配ないかと思います。
② 構図
花びらの細部まで表現するために大きく写る構図としてください。主役の被写体をいっぱいにすることで花びら1枚1枚の様子まで見えてきます。花の向きは右下または左下に向くように意識すると花びら強調しやすい構図となります。またダリアの花に注目を集めたいので、背景はシンプルに控えめな色で1色なことが望ましいです。撮る場所によっては望むような背景が難しい場合もあると思います。気になる障害物があるときにはカメラの位置を微調整する、もしくは花自体の後ろに隠してしまうという撮り方もできます。[例2]の背景は3つの例の中で1番シンプルで良いですね。[例1]は少しゴチャゴチャとして見える[例3]は他の花も写り込んでいますね。
③ 撮影方法
「花びらに差し込む光を意識」してみてください。花の斜め上から撮るので前方と側面の明るさには違いが出てきます。さらに花びらが密集しているため付け根と先でも明暗が付きます。このような明るい部分と少し暗くなっている部分の関係で立体的に写しくみえます。例えば[例1]では前方が暗く側面が明るいですよね。[例2]では根元が暗く先が明るくなっています。カメラの構える角度で変化し、太陽の光が雲に遮られるかなどで変わってきます。ベストな1枚が撮れるまでシャッターをきってみてください。
可愛らしい後ろ姿に注目!ダリアの裏側に隠れた魅力を写すコツ

ダリアの花の後ろって
意識して見たことある❓

あんまり記憶にないなぁ
正面の豪華さに着目しちゃうから
→ 後ろの可愛らしさも撮ってみて下さい!
さきほどからご紹介していますが、ダリアの正面の「華やかさ」は一番の魅力だと思います。しかし「可愛らしさ」はその花の裏に隠されているんです。今まであまり注目はしなかったかもしれませんが、視点を変えて後ろ姿を撮ってみて下さい。ダリアの新しい魅力に気づいてもらえると思います。写真を見る人にもダリアの新しい視点を届けてみましょう。
[例4]

[例5]

写真を見ていただくと分かると思いますが、正面とのギャップがあるのが面白いポイントですね。[例3]と[例4]では着目している主役も違いますのでそのあたりも説明させていただきます。
< 撮り方のコツは3つ >
[被写体]
ガクや後方の魅力を意識して選ぶ
[構図]
主役が中心で大きく写す構図
[撮影方法]
ピントを合わせ暗くならないように
① 被写体
[例4]の写真の主役はガク、[例5]の写真の主役は花びらの後方です。それぞれ主役になる部分にこだわって被写体を選びましょう。[例4]のガクですが、とても可愛くないですか。曲線のフォルムに不思議な模様が入っています。後ろにピーンと伸びてる姿も愛らしいです。[例5]についてはピンク色のスコップのような不思議な形の花びらが並んでいます。優しくトンガっている感じが良いですね。その花の後ろ姿が持つ魅力を感じて、その部分を主役として撮る意識をもって被写体を選んでいきましょう。
② 構図
「主役のガクもしくは花びらが中央にくるように」「細部を写し出すため大きくする」この2点がポイントです。被写体選びで主役に決めた部分は写真の中央に配置しましょう。[例4]ではガク、[例5]では花びらの後方をほぼ中心に配置しています。主役は大きく写る構図にします。1つの花の一部分という小さな魅力に着目していますので、そこが伝わりやすいように大きくしておきましょう。
③ 撮影方法
「主役にピントが合うようにする」ことを意識しましょう。ガクや花びらの後方という普段は脇役となりがちな部分を主役としています。一見どれが主役なのか分からないということもありますので、基本ですがピントはしっかり合わせて撮ります。また「写真が暗くならないように」撮ります。花の裏側だと影になりやすいです。そのまま気にせず撮ってしまうと暗い雰囲気の写真になってしまいます。そのため意識して明るい光を入れて撮るようにしましょう。
咲き始めの感動を写真に!ほどけるダリアの蕾の繊細な表情を捉える方法

花の咲き初めに
魅力を感じるなぁ!

華やかなダリアの咲き始めって
どんな感じなんだろう❓
→ 咲き始めの新鮮な姿を写真にしましょう!
どんな花でも、まず目がいくのが満開に開いた花ですよね。ダリアは特に開いた花の華やかさがあるので特に開いた花に注目されがちだと思います。しかしダリアの花も開き始めの頃があり、注目してみると初々しい可愛らしさがあります。花の時期で変化する魅力ですが、ここではダリアの咲き始めの可愛らしさに着目して写真のコツをお伝えしていきます。まずは私が撮ってきた例の2枚の写真をご覧ください。
[例6]

[例7]

今までに注目してこなかった咲き始めのダリアはどんな印象でしょうか。花が開いた後の印象とは違いますよね。開き始めた花びらがクシャっとした感じが初々しく可愛いです。これから開いていく姿を想像させるので花の成長の動きを感じる写真となっています。
< 撮り方のコツは3つ >
[被写体]
花びらが動き始めた花を探す
[構図]
開き始めの花を大きく入れてみる
[撮影方法]
光に着目して弱い光を用いること
① 被写体
蕾が開いて花びらが動き始めた状態の花を見つけてください。ちょうど自分が撮りたい過程の花を見つけられるように、じっくり探してみて下さいね。開ききれば同じような形になるんですが、開く過程は個性が大きく形も様々です。そんな違いを楽しみながら自然の不思議な変化を楽しむ気持ちを持つとより撮影が楽しくなりますよ。[例6]は開き途中の白いダリアを見つけました。まだ未熟で皺くちゃな感じが可愛いですよね。[例7]はオレンジ色の花びらが動き始めた直後のダリアです。小さな花びらが成長していくんだなぁと、これからを期待させる被写体です。
② 構図
「開き始めの花を大きく写真に入れてみること」を意識してみてください。花びらの変化は繊細な動きです。そこにクローズアップすることで、いつも意識しない部分を写真を見る人に伝えることができます。さらに小さくて見えない部分を写真だからこそ伝えられ、初めて知る人には驚きを与えることができます。
③ 撮影方法
「光に着目して弱い光を用いること」をしてみてください。そうすると柔らかい雰囲気の写真になります。開き始めの繊細な雰囲気を伝えるには柔らかい印象の写真が似合います。そのため時間帯は朝夕に撮ったり、太陽の光が少し雲に隠れて陰ったようなときに撮影することをおすすめします。[例6]は晴れていますが光が直接あたっていないです。[例7]は日が陰った後に弱い光で撮影しています。特にこちらの写真は柔らかい印象でないと繊細な魅力が伝わらないと思います。
ツルツルの緑の蕾を主役に!ユニークなダリアの蕾を魅力的に撮る秘訣

ダリアの蕾ってツルツルして
面白い形してるの知ってる❓

知らなかったよ!
どんな蕾なのか見てみたい!
→ 蕾の不思議さと面白さを楽しんでください!
先ほどは開き始めを書きましたが、もう少し時間を戻してここでは蕾の魅力に迫っていきたいと思います。実は私もダリアの蕾を撮りたいと思って撮影に行ったわけではなかったです。ただ花を撮っている最中になんか気になるなぁと思って、じっくり見たら不思議な形をした面白い蕾を見つけました。これは撮らないとと思ったのが、このあとに出てくる3枚の写真です。ツルツルした明るい緑がとってもいい感じですよね。この感動を届けたくて写真を撮ってみました。その実体験から得た経験をお伝えしてきます。
[例8]

[例9]

[例10]

[例8]がイチオシです。この形と色、ツルツル感どこをとっても不思議な面白さを持っていますよね。[例9]は角度を変えて撮り、[例10]は蕾のガクに着目してみました。こんな小さなガクが魅力的だなんて思いませんでした。ぜひ、一緒に蕾撮影の面白さをみていきましょう。
< 撮り方のコツは3つ >
[被写体]
ガクが開いてプックリした蕾
[構図]
限界まで近寄って細部まで撮影
[撮影方法]
光を強く当ててツルツル感を強調
① 被写体
華やかな花に隠れた「小さな蕾を探しましょう」。とても小さいので近寄って探さないといけません。面白い形の蕾を見つけたらチャンスです。角度も色々ありますので撮りたい蕾を見つけてみて下さい。私のおすすめは[例8]の状態の蕾です。ガクが開き、下にはプックリとした蕾が出てきています。ツルツルしていて綺麗です。ちょっとしたポイントは張り付いて残っているガクが可愛らしさを演出していますね。
② 構図
とにかく「限界まで近寄って撮ってみてほしい」です。蕾は小さいので写真で大きくすると驚きがあります。カメラによって近寄れる距離も限界がありますがボケてしまうギリギリまで近寄ってください。蕾の照り、筋の様子など細部に感動があります。私のカメラはレンズから被写体までの距離が1cmまで近寄れます。至近距離に強いカメラは、ここから少し下に書いてある「花を美しく撮れるカメラ」でお伝えしています。
③ 撮影方法
「光を強く当ててツルツル感を強調」すると蕾の魅力がアップします。3枚の例の写真はいずれも強い光が当たってツルツルとした質感を感じられる写真となります。光がないとこの質感を表現しづらいので重要です。特に[例10]のガクの写真はこの質感に特化した写真なので、こだわって光を意識してシャッターをきってほしいです。
花を美しく撮れるカメラ|初めての1台としても最適
冒頭でもお伝えしましたが、さらに上を目指したい方に、おすすめのカメラを紹介させていただきます。スマホから本格的にカメラ購入を考えている方も参考にしてもらえます。何十万円もする高価なカメラに負けない、花を美しく撮れる機種となります。私が4,000枚以上を実際に撮影してきたカメラを自信を持っておすすめします。ご興味のある方はこちらの記事をご覧ください。
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最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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