
アセビの魅力を
美しい写真で伝えたい!

SNSで注目される写真を
スマホで撮ってみたい!
カメラ初心者~中級者の人に向けた内容となります。カメラの難しい撮影技術や専門用語はこの記事では取り扱いません。今日からすぐに実践できるアセビの撮り方を、誰でも簡単に真似できる4つのポイントに絞ってお伝えします。「スマホ」や「コンパクトなデジカメ」でも、とても美しい花の写真が撮れます!
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身近な花の美しさを伝えたくて、これまでに300種類以上の植物を撮り続けてきました。
「初めてのカメラとして最適」
趣味としてカメラ購入を考えているけど、どんなカメラが良いんだろう。高価なカメラは予算オーバーで手が届かない。そんな方に高級カメラにも負けないくらいの美しい花の写真が撮れる機種をご紹介します。私自身が実際に4,000枚以上の撮影をしてきた経験から自信を持っておすすめする機種です。
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【初心者向け】アセビの撮り方|美しい写真の4つのコツ
アセビの開花時期は2月下旬~4月上旬ごろです。花はとても小さく5mm程度です。少し光沢のある白とピンクのグラデーション、小さな釣り鐘のような形、集まって咲く様子、どれをとっても可愛らしく写真に残したくなる植物です。実際に撮影すると、「写真映えのする花だなぁ」と感じると思います。ぜひ、アセビの写真を楽しんでみましょう!
まず、こちらの写真をご覧ください。


これだけ多く咲いていると
迫力すら感じるね!
アセビは2~3mの木に、いっぱいの花を咲かせます。木の全体を撮った写真がこちらになります。これだけ多く咲いていると凄いですよね。しかし、アセビの魅力である繊細な可愛らしさを表現できていません。アセビの魅力をさらに引き出す撮影には、意識すべき点があります。簡単に実践できる4つのコツについて、ここからお伝えします。
小さな花の魅力を引き出す!アセビをクローズアップで美しく撮る方法

アセビの花は集まって咲くから
全ての花を写真に入れたくなるなぁ!

確かにそうだよね!
被写体の花は多いほど良いのかな❓
→ 数個に絞った小さな花にクローズアップ!
アセビは20~30個の花が集まって、10cm程度のまとまりとなって咲きます。綺麗に咲いているため、全ての花を写真に収めたいという思いになります。しかし、その中の数個の花を主役にしてみてほしいです。被写体を絞ると、アセビの繊細な可愛らしさをより伝えられる写真となります。
[例1]

[例2]

< 撮り方のコツは3つ >
[被写体]
枝の先端付近に咲く花
[構図]
被写体の花を中心、背景はボケさせる
[撮影方法]
主役と背景の距離感を意識する
① 被写体
「枝の先端付近に咲く花」を被写体としてください。アセビの花は枝に順に並ぶように所狭しと咲きます。そのため1~2つの花に絞って撮りたいという場合は、先端付近に咲く花が撮りやすいです。また多く花を咲かせると、その重さで枝が垂れ下がってくるものが多いです。この写真の場合は花が比較的少なく、斜め上や横向きに枝が伸びているものが最適です。
② 構図
「被写体の花を中心、背景はボケさせる」このような構図としてください。例に挙げた2つの写真では手前に主役の数個の花があり、背景に写る花は意識的にボケさせています。「例1」では2つの花が主役、その下に写り込む他の花が背景、「例2」では手前の3つの花が主役、その後ろに並ぶ花は背景となっています。
③ 撮影方法
「主役と背景の距離感を意識する」このように撮影してみてください。背景の花はボケさせるということが必要です。このため意図的に主役と背景の花の距離を変え、主役の花にピントを合わせます。枝に並んだ花を横から撮ると距離に差が出ません。例に挙げた2つの写真のように、枝を縦から見た角度で撮影するとうまく撮れます。
雨上がりがベストタイミング!水滴×アセビの幻想的な撮り方

せっかく撮影に行こうと思ったのに
明日の予報は雨なんだよなぁ。

天気が悪いと残念だよね。
雨の日でも良い写真になるの❓
→ 雨の日のアセビは最高の美しさ!
雨の場合に、撮影を諦めていませんか。それって、実はもったいないんです。アセビと雨の相性は抜群で、雨がアセビのしっとりとした美しさを引き出してくれます。どしゃぶりの時は難しいですが、小雨程度であれば、ぜひ撮影を楽しんで欲しいです。ただ、風邪をひいてはいけないので、カッパなどを着ながらチャレンジしてみましょう。苦労した分、きっと素敵な写真を撮ることができますよ。
[例3]

[例4]

< 撮り方のコツは3つ >
[被写体]
垂れ下がった先端の花
[構図]
水滴と、水滴がある花を中心に
[撮影方法]
水滴が落ちるか落ちないかの瞬間
① 被写体
「垂れ下がった先端の花」このような花に着目してください。今回撮りたいのは花と水滴のコラボです。水滴は垂れ下がった枝の先端にある花に付きます。アセビの花の集まりの中で、水滴が溜まっては落ちることを繰り返しているところを見つけてください。木の下の方にあり、天候も晴れていないと光が不足して暗い写真となってしまいます。なるべく光が当たっている花を選ぶと綺麗に撮れます。
② 構図
「水滴と、水滴がある花を中心に」このような意識で構図を考えてみましょう。水滴とその水滴がついている小さな花が主役です。クローズアップして写真の中心に置きます。背景はその場所の状況によって変わります。「例3」は葉っぱを背景としており、より主役の被写体に注目が集まります。「例4」は他の花が背景となっており、華やかな写真となります。
③ 撮影方法
「水滴が落ちるか落ちないかの瞬間」を切り取る写真にしてみましょう。雨が降っている場合には水が枝をつたって先端の水滴が大きくなります。一定の大きさになると水滴が地面に落ちます。この繰り返しの中で一番水滴が大きくなる落下寸前を狙ってみてください。大きな水滴は、その中に写り込む景色まで楽しめるものとなりますよ。
上から見ると新発見!ガク・花びら・色彩のコントラストを活かす撮影術

アセビの花は何となく
横からの撮影になるよね!

そうだね、形が分かりやすいからかな。
角度を変えると、どんな写真になるの❓
→ 上から撮ると違った可愛らしさがあります!
アセビは釣り鐘の形の花を垂れ下がるように咲かせることから、横からの撮影が多くなります。ここで変化を付けてあげると、アセビの新しい可愛らしさを発見できる写真となります。角度を変えて上から撮ってみてほしいです。ガク、光沢のある白、淡いピンク色という三重の可愛らしさを表現することができます。
[例5]

[例6]

< 撮り方のコツは3つ >
[被写体]
横に伸びる枝に綺麗に並んだ花
[構図]
対角線に枝が斜めに入る
[撮影方法]
ガクと白い部分の光を意識して
① 被写体
「横に伸びる枝に綺麗に並んだ花」を被写体としてください。光を花の上部に受けるようにしたいです。それはガクの形と白い部分の控えめな光沢を強調させたいからです。そのためには横に伸びた枝に花が並んでいるものを被写体に選ぶと良いです。なるべく綺麗に並んでいる枝を探しましょう。
② 構図
「対角線に枝が斜めに入る」このような構図が綺麗な写真になります。例に挙げた2つの写真では、左上から右下にかけて枝が斜めに入る構図としています。対角線に被写体を意識していれるとバランスの良い写真になるため、おすすめです。また写真に入れる花の数によってイメージが変わります。「例5」は静かな印象、「例6」は華やかな印象となります。
③ 撮影方法
「ガクと白い部分の光を意識して」写真を撮ってみて下さい。アセビの花で目立つのは淡いピンク色の部分となります。今回の写真では、ピンクの部分に負けないように、ガクと白の部分を目立たせることを意識してみてください。そのためにシャッターをきるときには花の上部に光が当たって白い部分の光沢を引き出す写真になるか確認してみてほしいです。
ダイナミックに魅せる!下から狙うアセビの迫力と奥行き感

花の角度を変えるのも重要なんだね!
下から撮ったらどうなるんだろう❓

たしかに気になるよね。
角度を変えて撮影を楽しみたいね!
→ 下から撮ると迫力ある美しさに仕上がります!
先ほどは上からの撮影をしてみましたが、今度は下から撮ってみたいと思います。この下から見上げた写真もおすすめで、アセビ本来の可愛らしい印象に加えて花の迫力も表現できる写真となります。多くの花がこちらに迫ってくるような、そんなイメージを写真に収めることができます。一味違ったアセビの魅力を切り取ってみて下さいね。
[例7]

[例8]

< 撮り方のコツは3つ >
[被写体]
多くの花が束になって咲いている部分
[構図]
フレームに多くの花を入れる
[撮影方法]
ピントをどこに合わせるか意識する
① 被写体
「多くの花が束になって咲いている部分」このような場所を見つけて被写体としてみてください。開花したアセビの木の全体を見ると、その中でも花が多い部分と少ない部分があることに気づきます。今回の写真では多い部分を切り取ることにしましょう。花が滝のように迫ってくる迫力を表現したいからです。
② 構図
「フレームに多くの花を入れる」ことを意識してみてください。迫力を出すには数が多い方が表現しやすいです。「例7」では、束となったほぼ同じ距離感の花をたくさん入れています。「例8」では距離は違いますが、手前の花と奥の花、両方を写真の中に入れています。
③ 撮影方法
「ピントをどこに合わせるか意識する」ことに注意してください。多くの花を入れると何となくピントを合わせてしまうこともありがちです。そのため、どこに注目してほしいのか写真を見る人に伝わりづらくなってしまうこともあります。しっかりとピントを意識しましょう。「例7」では束の中央部、「例8」では手前の束にピントを合わせています。
スマホからステップアップ!本当におすすめのカメラとは?
冒頭でもお伝えしましたが、さらに上を目指したい方に、おすすめのカメラをご紹介します。今はスマホで撮っているけど、これから趣味としてカメラでの撮影を考えている方に参考にしてもらえます。何十万円もする高価なカメラに負けない、花を美しく撮れる機種となります。私自身が4,000枚以上を実際に撮影したカメラを自信を持っておすすめします。
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ありがとうございました。
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