【スマホOK】ハスを美しく撮る4つのコツ|初心者向け撮影ガイド

ハス 撮り方|ハスがピンク色の花を咲かせています 花の写真のコツ

ハスの魅力を

美しい写真で伝えたい!

SNSで注目される写真を

スマホで撮ってみたい!

コツを掴めば誰でも綺麗に撮れます!

カメラ初心者~中級者の人に向けた内容となります。カメラの難しい撮影技術や専門用語はこの記事では取り扱いません。今日からすぐに実践できるハスの撮り方を、誰でも簡単に真似できる4つのポイントに絞ってお伝えします。「スマホ」や「コンパクトなデジカメ」でも、とても美しい花の写真が撮れます!


「初めての1台として最適」

今はスマホで撮っているけど、そろそろ本格的な趣味として、カメラ購入を考えている。何十万円もするような高価なカメラは予算オーバーで手が届かない。高級カメラにも負けない、美しい写真が撮れる機種をご紹介します。私自身が実際に4,000枚以上の撮影をしてきた機種を自信を持ってお伝えします。

↓ 花を美しく撮れるカメラ ↓

お気に入りのデジカメで、さらに感動的な写真を撮りましょう!


簡単な自己紹介です。よろしくお願いします。

この記事を書いているのは

「ふくふくろう」です。

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4,000枚以上の写真を公開

【フリー素材】花の写真館

身近な花の美しさを伝えたくて、これまでに300種類、4,000枚以上の写真を撮り続けてきました。写真のコツについて、さらに詳しく聞きたいという方は「Instagram」でお気軽にご質問ください。

【初心者向け】ハスの撮り方|美しい写真の4つのコツ

「水上に咲く美しい花は❓」と言われたら、ハスと答える方が多いのではないでしょうか。池の上で美しいピンク色のの大きな花(一般的に20~25cm程度)を咲かせる姿は圧巻です。水辺の一面に葉を広げ、それをバックに咲く姿は素晴らしい景色となります。7月中旬~8月中旬が開花時期となります。撮影時間のポイントとしては「朝~午前中」がおすすめで、朝・午前中に花が開き、午後になると徐々に萎んでいく特性によります。水辺の植物の代表格といえる美しいハスの撮影を少し早起きして楽しんでみましょう。すぐに出来る撮影のポイントを私の経験をもとにお伝えできればと思っています。

まず、こちらの写真をご覧ください。

ハス 撮り方|ハスがピンク色の花をさかせています

綺麗だけど写真のポイントが

良く分からないなぁ…

一見綺麗に見えますが「何となく撮った写真」になってしまっています。何を伝えたいかもう少し明確に考えて撮ることが必要です。例えば「花びら」「花の中心」「葉」が写っていますが主役(主題)をハッキリさせたいですね。ここからは「何をどう撮りたいか」を明確にして、一味違う写真へランクアップできる4つのパターンをご紹介していきます。

光に透けるハスの花びらを美しく!柔らかな色合いを活かす撮影テク

ハスの花びらの

ピンク色は素敵だね!

美しく色を撮るには

どうすれば良いの❓

光をうまく利用することです!

ハスの花びらは優しいピンク色をしていますよね。花が開くと中心の方が白っぽく、外側にかけてピンク色が増してくる繊細で美しい色合いです。このような「花びら」「ピンク色」を主役にして写真を撮るには、光をうまく利用することがポイントです。具体的に写真を例にお伝えしていきます。

[例1]

ハス 撮り方|ハスがピンク色の花をさかせています

ハスの花びらが上からの日差しを受けてた様子を横から撮影しました。このように撮るとピンク色に明るい部分、影になる部分の差が出来ることで、色の美しさを表現できます。

< 撮り方のコツは3つ >

[被写体]

完全には開いていない花を探す

[構図]

花びらが光に透ける部分を中心に

[撮影方法]

花びらが透ける様子を横から撮影

① 被写体

「完全には開いていない花」を探します。ハスは蕾から花びらを外側へ開いていきますが、ちょうどお椀型くらいになった花を見つけるイメージです。それは「花びらの外側を撮りたい」「中心部を隠したい」という2つの理由からです。日光に透ける姿を撮るのには花びらの外側を撮る必要がありますので開ききった花は都合が悪いです(水上にあるため下からは撮れないため)。また、ハスの中心は特徴的な形をしており写真に入ると注目されがちです。しかし今回の主役は花びらですので、あえて外しておきたいところです。

② 構図

ポイントは「花びらが光に透ける部分を中心」に置くことです。この写真の売りは光に透けた花びらであるため分かりやすくそこを写真の中心とします。また花びら1枚1枚の色合いの様子を伝えるため、大きく撮影します。背景はハスの花の緑との相性が良いと思います。静かな緑と主役のピンク色の花びらの相性が良いですね。

③ 撮影方法

花びらが透ける様子を横から撮影」するようにします。お椀型の花が上から光を浴びると花びらの外側が明るく透けます。このピンク色の美しさを感じながらシャッターをきります。風がある場合には花びらが揺れて光の加減も変わりますので、一番良い瞬間を狙って撮ってみて下さい。主役の花びらにピントを合わせることで背景の葉は自然とボケる写真となります。

ハスの開花の瞬間を切り取る!蕾から満開までのストーリーを写真に

花が開くまでには

いろんな姿があるね。

花が開いていく姿を

写真で撮ってみたいなぁ!

花の過程を複数枚で撮影しましょう!

花と一言でいっても、蕾・開花寸前・開き始め・満開・萎み始めなど、それぞれの時期に見どころがあります。満開のときだけが美しいのではないということは花の写真を撮っていると気づくのではないでしょうか。でも、1枚の写真ですべての魅力を撮ることは出来ないですよね。そこで複数枚で開花をしていく姿を伝えることをおすすめします。花の横に座って徐々に開いていく花を眺めているような感覚を写真を見てくれる人に伝えましょう!

[例2]

ハス 撮り方|ハスのピンク色の蕾を横から見ています

[例3]

ハス 撮り方|ハスがピンク色の花をさかせています

[例4]

ハス 撮り方|ハスがピンク色の花をさかせています

3枚の写真は蕾・開き始め・満開の様子を順に撮影した写真です。並べてみると開花の様子がイメージできるような写真になります。一時点を切り取った写真とは違い、連続で見せる動きのある写真という表現になるかもしれません。

< 撮り方のコツは3つ >

[被写体]

異なる開花時期の似ている花を探す

[構図]

複数枚の花の大きさを合わせる

[撮影方法]

光の具合・角度を合わせて撮影

① 被写体

被写体探しが重要ポイントです。「似ていて異なる時期の花」これを満たす花を探してみて下さい。この3枚の写真は花の横に座って開花をじっと待っていたわけではないんです。実は同じように見える花を組み合わせています。そのため、似ていて自分が撮りたい時期になっている蕾・花を見つけることが必要です。似ているとは大きさだけではなく花の向きも考えてください。それは光が当たる角度が同じだと同じ花に見えるからです。

② 構図

「1つの花を写真の中心に大きく配置」することが必要です。1つの花に限定するのは複数の花が写っていると、どの花の開花過程なのか分からないからです。主役は明確なので大きく中心に配置しましょう。そして「複数枚の花の大きさを合わせる」ということもポイントです。そうすることで連続で写真を見た場合に、本当に花が開いてきているような動きを作り出すことができます。

③ 撮影方法

被写体選びで同じような花が選ばれ、構図の決定で花の大きさを合わせて撮ることになります。あと撮影時にはさらに同じ花に見えるように「光の具合・角度を合わせて撮影」することを意識してみて下さい。日差しがあるかないかでは写真の印象が変わりますよね。なるべく同じような明るさにしてみてほしいです。また複数枚で角度を合わせて同じ位置で見ているという感覚を見る人に伝えられるようにしましょう。

ハスの葉で雰囲気を演出!花と組み合わせた魅力的な構図の作り方

ハスって花だけじゃなく

葉も大きくて立派だね!

葉を撮るって

何だか難しそう…

葉を使って特有の雰囲気をプラス!

ハスを撮るために池に行くと、葉が水面にびっしり茂っていることに驚きます。一言で表現すると迫力ある姿といえるのではないでしょうか。そんな魅力的な葉を撮影しない手はないですよね。ここでは葉と花のコラボに焦点を当ててお伝えします

[例5]

ハス 撮り方|ハスがピンク色の花をさかせています

[例6]

ハス 撮り方|ハスが咲く池の様子

この2枚の写真は花を入れながらも、その花の周りが生い茂っている葉を生命力も伝えたいと思って撮りました。ハスと言う植物の魅力が花だけではないということが分かってもらえたら嬉しいです。

< 撮り方のコツは3つ >

[被写体]

葉と花を一緒に主役とする

[構図]

葉の魅力を優先、花は控えめに

[撮影方法]

主役である葉にピントが合うように

① 被写体

葉が脇役ならず花と同列もしくは主役に近くなる」被写体を探しましょう。[例5]は花の周りに大きな葉が取り囲んでいます。そしてこの葉は花の近くにあるため花にピントを合わせても背景としてボケるようなことがありません。[例6]は1つの池の水面にびしっり茂った葉を眺めて一番綺麗な葉を撮れると思った位置をカメラを向けています。花は控えめに写る程度にした方がバランスが良いです。

② 構図

葉の魅力を引き出すことを優先し花は控えめに」このような意識を持った構図が良いです。[例5]ではもう少し花に近づいても良さそうですが、葉の多くを写真に入れたいために花を大きくは写していないです。[例6]では葉の勢いや迫力を表現するためにかなり遠くまで葉が生い茂るようすを構図に入れています。そのため花は手前に小さく写す形です。

③ 撮影方法

主役である葉にピントが合うように」撮影することが必要です。どうしても花を撮る意識になりがちですが、葉を撮るという意識に切り替えてピントを合わせてもらえればと思います。[例5]では葉の裏面の透け感も撮っています。花と同じで葉も光に透けた姿は素敵です。葉は花より暗くなりがちですので光に透けるときの差は大きくなり見る人に感動を与えることもできます。

ハスの花托にクローズアップ!意外な美しさを引き出す撮影ポイント

ハスの花で注目しちゃうのが

中心にある部分なんだよね!

よく見ると不思議な形を

していて面白いね!

ハスの中心部がとっても面白いです!

ハスの花の中心をじっくり見たことはありますか❓良く見てみると何とも不思議な形をしていて面白いんですよね。正式な名前だと、ここを花托(かたく)と呼びます。この部分もハスの撮影で楽しみたい被写体です。ハスの花は水面に咲くため、中心部をじっくり見れる機会も少ないと思います。そこで写真に撮って写真を見る人に新しい驚きの視点を届けてみて下さい!

[例7]

ハス 撮り方|ハスの中心部の花托にクローズアップしています

ちょっと驚きがありますよね。ハスの花の優雅さと対比して、ずいぶんと面白い形をしています。特徴的なハスの花托にクローズアップして撮影してみましょう。

< 撮り方のコツは3つ >

[被写体]

花びらが開き花托が良く見える花

[構図]

花びらが写らない程に花托を拡大

[撮影方法]

花びらで影にならないように撮る

① 被写体

被写体はずばり「花托」です。ポイントは「花托が良く見える花」を選ぶことです。ハスの中心にあるため花びらが開ききった花を選ぶことが必要です。また、ハスが水上に咲いていることから地上から撮れる範囲にあることも条件です。池の縁に近いところで咲いているハスを被写体として選ぶのが良いです。地上から遠くにしかないという場合は光学ズーム機能の付いたカメラで拡大して撮る必要があります。おすすめの機種についてはこの後の「花を美しく撮れるカメラ」の記事をご覧ください。

② 構図

構図については「花びらが入らないくらいに花托を大きく撮る」ようにしてみてください。そうすることで「これがハスなの❓」という驚きを写真を見る人に伝えることができます。ハチの巣のような形状の緑色の部分を中心として、下のヒゲのように広がる部分も合わせて撮ると面白いです。花びらは後ろにうっすらとピンク色が写る感じですね。

③ 撮影方法

撮影方法としては花托にクローズアップして撮ってみて下さい。池に落ちてはいけないし、カメラやスマホを落としてはいけないので、十分に注意しながら手を伸ばせる範囲で近寄ってみてください。光学ズームの機能があるカメラをお持ちの方は活用すると便利だと思います。また花の中心ですので花びらで影にならないときに撮影してください。ハスの花びらは大きいので風になびくと中心部分が影になります。

花を美しく撮れるカメラ|初めての1台としても最適

冒頭でもお伝えしましたが、さらに上を目指したい方に、おすすめのカメラを紹介させていただきます。スマホから本格的にカメラ購入を考えている方も参考にしてもらえます。何十万円もする高価なカメラに負けない、花を美しく撮れる機種となります。私が4,000枚以上を実際に撮影してきたカメラを自信を持っておすすめします。ご興味のある方はこちらの記事をご覧ください。

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最後までお読みいただき

ありがとうございました。

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