【スマホOK】コスモスを美しく撮る4つのコツ|初心者向け撮影ガイド

コスモス 撮り方|コスモスがピンク色の花を咲かせています 花の写真のコツ

コスモスの魅力を

美しい写真で伝えたい!

SNSで注目される写真を

スマホで撮ってみたい!

カメラ初心者~中級者の人に向けた内容となります。カメラの難しい撮影技術や専門用語はこの記事では取り扱いません。今日からすぐに実践できるコスモスの撮り方を、誰でも簡単に真似できる4つのポイントに絞ってお伝えします。「スマホ」や「コンパクトなデジカメ」でも、とても美しい花の写真が撮れます!

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身近な花の美しさを伝えたくて、これまでに300種類以上の植物を撮り続けてきました。


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趣味としてカメラ購入を考えているけど、どんなカメラが良いんだろう。高価なカメラは予算オーバーで手が届かない。そんな方に高級カメラにも負けないくらいの美しい花の写真が撮れる機種をご紹介します。私自身が実際に4,000枚以上の撮影をしてきた経験から自信を持っておすすめする機種です。

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【初心者向け】コスモスの撮り方|美しい写真の4つのコツ

コスモスは、秋(10月~11月頃)を代表する花です。漢字では「秋桜」と書きますよね。夏咲きや早咲きと言って7月頃から花を咲かせるものもあるようです。たしかに「こんな時期にコスモスが咲いてるんだぁ」と驚くことがありますね。比較的長い期間で撮影可能なコスモスです。コスモス畑では、たくさんの可愛らしい花が花が風に揺れているのを見かけます。そこには写真を撮る方を見かけることも多いですよね。この記事は、そんな多くの撮影者の方とは一味違ったワンランク上の写真を撮ってみたいという方にピッタリの内容です。難しい技術や高価なカメラは必要なく、カメラ初心者の方でも意識するだけで簡単にできる4つのコツを、実体験をもとに具体的に説明させていただきます。

まず、こちらの写真をご覧ください。

コスモス 撮り方|コスモスがピンク色の花を複数咲かせています

コスモスがたくさん咲いてるね。

綺麗な写真だと思うけど…

コスモスが咲き乱れる場所で、たくさんの花が写真の構図に入るように撮っています。数多くの可愛らしい花が素敵ですが、多くの方が撮るような一般的な写真です。写真を撮る前に「この部分をこう撮りたい」という意識があると写真の質が変わっていきます。ただそう言われても抽象的で分からないですよね。そのため、このあと私が実際に撮った写真の例を交えながら意識するコツを具体的にお伝えします。コツを掴んだ、さらに感動と驚きがある写真を撮ってみましょう。

風に揺れるコスモスを優雅に撮る!自然な動きを表現する撮影法

コスモスは茎が細くて

風で揺れている印象だね!

まるで蝶のようなイメージを

写真で表現する方法ないかなぁ…

下から多くの花を撮ってほしいです!

コスモスは茎が華奢で細く、上に長く伸びているため、少しの風でユラユラと揺れます。そのため茎の先端の花も一緒に風になびき、蝶が舞っているような姿を連想させます。花の下(もしくは根元付近)にカメラを構えて、下から撮ってみると蝶が飛び立つような素敵なイメージの写真が撮れますよ。それがコスモス畑だったら、多くの蝶が一斉に舞っているような素晴らしい写真となります。この蝶が飛び立つような写真を撮るコツをより具体的にお伝えします。

[例1]

コスモス 撮り方|コスモスのピンク色の複数の花を下から見ています

ピンク色の美しい蝶が一斉に飛び立つように見えませんか。森の中に住んでいた蝶が青空や太陽に向かって舞っていく姿をイメージして撮影してみました。

< 撮り方のコツは3つ >

[被写体]

まとまって咲く、茎が長いコスモス

[構図]

控えめな3つの背景

[撮影方法]

背景を決め、風と光を意識して撮る

① 被写体

コスモスの花が「まとまって咲いている場所」を狙ってみたいです。密集している必要はありませんが、撮ったときに複数のコスモスを写真に入れたいためです。また、コスモスにも色んな品種や個性がありますが、「茎が長く上に伸びているコスモス」が撮りやすいです。なぜなら下から撮るので花が比較的高い位置にあった方が良いということ。さらに茎が長い方が風で揺れやすいので花の位置が移動し思い描いた瞬間を撮るチャンスが多くなるからです。

② 構図

背景には3つの要素があります。上から太陽、空、木と並んでいます。3つも背景があるとゴチャゴチャして主役が目立たないのではと思うかもしれませんが [例1] の写真には一体感があります。それは「背景の3つの要素が、とてもシンプルだから」です。太陽の白、空の青、木の深い緑のそれぞれが主役を邪魔しない控えめな印象です。また、太陽に向かって空・緑・コスモスが丸く取り囲むような構図となるように意識しました。意識して [例1] を見てもらえるとそうなっていることを感じてもらえると思います。それぞれが太陽の位置を基準に中心に向かうようなイメージにすることで全体としてまとまりのある見た目になっています。

③ 撮影方法

「背景の3要素(太陽・空・緑)」が構図として、うまく入っていることをカメラを覗きながら確認してください。まずは風で動かない背景を確定させます。次に「風でなびくコスモス」を意識してみてください。どのくらい風があるかにもよりますが、ユラユラとカメラのフレームの中に入ったり出たりしているのではと思います。この状態で光の射し方を意識しながら、ご自身が思い描いた瞬間になるときにシャッターをきってみてください。背景と主役のコスモスが融合した素敵な写真が撮れているはずです。私の場合は何枚も撮ってみて1番うまく撮れているものをその場で選別します。

1輪の魅力を引き出す!花の細部にフォーカスする撮影テクニック

コスモス畑は賑やかで

良い写真が撮れるね!

でも一輪でも可愛いよ。

どうやって撮ろうかなぁ❓

1つの花の細部を写真で表現!

コスモスをイメージしたときに多くの方は群生していて花が複数咲いていることを想像するのではないでしょうか。確かに複数だからこその賑やかさなどの魅力はありますよね。ただ逆に1つの花に注目した場合の魅力も忘れてはいけません。1つの花の細部は美しく、群生しているコスモスを撮ったときには表現できない魅力があります。そんな細部を写す具体的なコツをこれからお伝えします。

[例2]

コスモス 撮り方|コスモスのピンク色の1つの花にクローズアップしています

[例3]

コスモス 撮り方|コスモスのピンク色の1つの花にクローズアップしています

いかがでしょうか❓1つの花に着目すると新鮮ですよね。花びらの美しい色合いがはっきりと分かり、花びらの脈の凹凸まで見えてきます。また花の中央には黄色い部分があり細部のシベの様子まで見てとれます。近づくことでコスモスの魅力が次々と出てきます。具体的な撮り方を見ていきましょう!

< 撮り方のコツは3つ >

[被写体]

綺麗に整い花粉がついていない

[構図]

花の細部を表現し背景はシンプルに

[撮影方法]

影に注意、魅力的な角度で撮影

① 被写体

花びらが綺麗に整っている」「花びらに花粉が付いていない」この2点に着目して被写体を選んでみてほしいです。同じように見える花にもそれぞれ個性があり、微妙に花びらの形が違ったり1枚だけ向きがズレていたりします。たくさんの花の中で1番整った綺麗なコスモスを被写体としましょう。また中心部にあるシベから花粉が飛んで花びらに付いているものもあります。花粉が付いていない花の方が綺麗に撮れますので、このポイントにも着目してみてください。

② 構図

花全体を構図いっぱいに入れる」「背景はシンプルに緑にする」この2点がポイントです。花1つに着目するので、細部の美しさにこだわりたいです。花全体を大きく構図に入れることで花の色合いや形の美しさを写真で表現することができます。また写真を見る人の視線が細部にいくように背景は出来るだけシンプルにしてください。具体的には他の花が入らない、一色で構成されているということです。[例2][例3]も背景に注目してもらえると緑一色になっています。

③ 撮影方法

自分やカメラの影に注意しながら魅力的な角度を探して」撮ってみてほしいです。まず第一にクローズアップして撮影するため、注意が必要なのが影です。自分やカメラの先端の影が花びらを暗くしてしまってはいけません。影が出来ないように自分が立つ位置を変えたり、カメラの位置を微調整してみましょう。その準備ができたら、お好みの角度で撮影してみてください。[例2]では真正面から撮っています。花びらの形や色合いが強調されます。[例3]では少し斜めから撮っています。中心の黄色いシベ、花びらの脈が強調されます。被写体の花の個性を生かすような角度を選んで撮ってみてくださいね。

光に透ける花びらの美しさを引き出す!逆光を使った幻想的な撮影方法

コスモスを撮るのに

違った視点がほしい!

みんなとは違う

撮り方ってないかなぁ…

下から光に透ける花びらを撮影!

コスモスの花を撮るときは一般的に上からの撮影になると思います。Instagramなどで写真を見ていてもほとんどは同じ上からの視点で撮っている方が多いですね。そこで下からの視点にチャレンジしてみてほしいです。私は花を撮るときに色んな角度や視点を意識していて下から撮ることも多いですが、コスモスは最もオススメな花の1つです。それはコスモスの「花びらが薄いから光に透けて綺麗に見える」「茎が細く、ガクも小さく控えめなので花びらに目がいく」ということによります。空をコラボした美しい花びらの様子は他の撮影者には撮れない写真になります。ぜひ狙って楽しんでみてほしいです。

[例4]

コスモス 撮り方|コスモスの白い花びらが光に透けています

[例5]

コスモス 撮り方|コスモスのピンク色の花びらが光に透けています

想像以上に綺麗な姿だと思っていただけたのではないでしょうか。上から撮った時とは異なり透明感のある爽やかな写真となります。花びらと空を光が包み込んでいる素敵な写真を撮るコツをお伝えします。

< 撮り方のコツは3つ >

[被写体]

2~3個まとまっている綺麗な花

[構図]

中央に集める・対角線を意識する

[撮影方法]

光の強さと花びらの透け感を意識

① 被写体

2~3個の花がまとまっている」「下から見たときの花びらが綺麗」この2つを意識してみてください。花は1つでも良いですが、複数あると花の位置などで面白味を出すことが出来ますのでお勧めです。また実際に下から覗いてみて被写体の選定をしてください。下から花びらを覗いたときに綺麗な花びらが光に透けている様子を確認しましょう。光に透けるということを考えると花びらはしっかりと開いている花が良いです。蕾や開きかけの花だと光に透けないもしくは透けづらくなります。

② 構図

中央にバランスよく集める」「対角線を意識して配置」このどちらかが良いです。[例4]については3つの花を中央に三角形をイメージして集めています。また[例5]は2つの花を右下から左上の対角線を意識して配置しました。対角線を意識すると綺麗に構図がまとまります(対角線構図という手法)。背景である空にも意識を向けてください。背景に空の青が多く入ると綺麗な写真となります。基本的にしたから撮るので割合は多くなると思いますが、他に高い建物などある場合は撮る位置を変えるといった調整が必要です。

③ 撮影方法

光の強さと花びらの透け感を意識」「背景に不要なものが写り込まないか確認」こちらを撮影時には意識してみてください。光の強さによって花びらの透けた感じは微妙に変化します。[例4]では晴れた日の昼の強い光で撮影しています。花びらの向こう側にある太陽からの強い日差しで白が明るく透けています。また[例5]では山に隠れかかっている午後の遅い時間の日差しを利用しています。多少[例4]より柔らかい印象の写真になります。このように時間によっても変わりますが雲のある日であれば太陽に雲がかかる時には違った雰囲気の写真が撮れます。思い描いたような花びらの透け感を表現してみてください。また、背景の多くの割合で空としますが、電線や建物などが写り込まない方が良い写真となります。近くにそれらがある場合にはカメラの位置を微調整してみてください。

変わり種のコスモスを狙う!個性を活かしたユニークな写真の撮り方

コスモスは綺麗だけど

色が一色で単調じゃない❓

最近は変わり種の

品種もあるらしいよ。

変わり種の個性を楽しんでみる!

コスモスというと1つの花は1色で構成されていてピンク色がメインというイメージではないでしょうか。綺麗ではあるけど単調な花かもと思っていたら、それは違うんです。最近では1つの花の中でも色合いに変化のあるものがあったり、中には花びらが筒状に丸まったりしている品種もあるんですよ。そんな進化を続けるコスモスの変わり種を撮ってみるのも面白いですよね。こんなコスモスがあったんだという驚きを写真におさめましょう!

[例6]

コスモス 撮り方|コスモスの濃いピンク色の縁を持つ花にクローズアップしています

[例7]

コスモス 撮り方|コスモスの濃いピンク色の縁を持つ花に横からクローズアップしています

こういったコスモスを見たことはありますか❓私は1色のコスモスを撮りに行ったのですが、このようなピンクに濃淡のある花びらの縁に特徴のある花を見たのは初めてでした。普通のコスモスとは雰囲気が違いますよね。華やかで1つの花でも見栄えがする変わり種です。

< 撮り方のコツは3つ >

[被写体]

コスモス畑で被写体探し

[構図]

真正面または横からの構図

[撮影方法]

日が陰る時間や朝夕の弱い光を使う

① 被写体

まずは「変わり種」を見つけることから始めましょう。コスモス畑を見渡してみて「あの場所の花がちょっと違うなぁ」と感じたら近づいて花をチェックしてみてください。普通のコスモスと違っていたら撮影チャンスです。[例6][例7]では縁取りに特徴のあるコスモスを見つけました。このタイプが多く見つけやすいと思いますので、こちらの被写体についてお伝えしていきます。

② 構図

この花は縁取りに個性がありますので、そこを生かした構図が良いです。縁取りの様子は真正面から見た場合に分かりやすいです [例6]。また、この花は少しカップ状に丸くなっているため横からでも花の縁が強調される構図とすることができます [例7] 。ベースとなってる淡いピンクと縁取りの濃いピンクの色合いの移り変わりに着目したいので、大きく写真に写すような構図が良いです。Instagramなどの正方形の写真では、[例7]のように少し傾けると大きく写真に入り綺麗です。

③ 撮影方法

花びらの色合いを表現したいので、優しい光を使います。直射日光ではなく日が陰った時間や朝夕の弱い光を使うと花の繊細な色合いをうまく写真に撮れます。[例6]と[例7]は日差しが山に隠れ影になった直後に撮影した写真となります。強い光を浴びてコントラストがハッキリした写真と比べて静かな美しさをコスモスから感じることができます。

スマホからステップアップ!本当におすすめのカメラとは?

冒頭でもお伝えしましたが、さらに上を目指したい方に、おすすめのカメラをご紹介します。今はスマホで撮っているけど、これから趣味としてカメラでの撮影を考えている方に参考にしてもらえます。何十万円もする高価なカメラに負けない、花を美しく撮れる機種となります。私自身が4,000枚以上を実際に撮影したカメラを自信を持っておすすめします。

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