クズの無料写真素材|葛とは・秋の七草と赤紫の花【商用OK】

クズの無料写真素材|秋の七草の赤紫花・名前の由来・万葉集の物語 「ク」から始まる植物

クズの写真

観察ごとの撮影記録

同じ植物でも、季節や場所によって違う表情を見せます。撮影した日の記録を、日付ごとに残しました。

2026年9月26日静岡県磐田市この日の記録を読む

大きな葉の間に、赤紫のクズの花が咲いていました。花びらの真ん中に入る黄色がぱっと目を引き、重なり合う一輪ずつの形にも近づいてみました。

花序の先には細いつぼみがぎっしり並び、下側には開いた花が見えます。葉の上に落ちた一輪は、小さな蝶が休んでいるようで、思わずカメラを向けました。

くるくる曲がったつる、淡い緑の三枚の小葉、毛に覆われた平たいさやも撮りました。さやの表面の水滴や縁の毛まで見ていくと、花のまわりにも発見があります。

秋の七草のひとつとして親しまれるクズ。昔の人もこの色に秋を感じたのかなと、花と葉の間をのぞきながら思いを重ねました。

この観察日の写真を見る(10枚)
クズの赤紫の花にある二つの黄色い斑と上部のつぼみクズの花序に重なって咲く赤紫の花と先端の紫色のつぼみクズの大きく開いた赤紫の旗弁と中央の黄色い斑の接写下部に花が開き上部につぼみが密集するクズの細長い花序大きな緑の葉の間から複数の赤紫の花序が伸びるクズ横から近づいたクズの赤紫の花びらと毛のある紫色のつぼみ緑の葉の上に落ちたクズの赤紫の一輪を後ろ側から見た姿細かな毛と水滴に覆われたクズの平たい緑のさや茶色がかった毛に覆われてくるりと曲がるクズの若いつるクズの三枚の淡い緑の小葉と曲がった毛のあるつる
2025年9月6日〜7日静岡県磐田市この日の記録を読む

クズの花は華やか力強くて好きです💡
秋の七草として知られています🌸

また、旺盛すぎる繁殖力でガードレール
などに巻き付く姿も見ますね🌿

花にクローズアップしてみると
美しい紫と中央の黄色い色合いが
ベストマッチです😀

葉や蔓の力強さも見所の1つですね🌱

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クズをこの観察日に撮影した写真1クズをこの観察日に撮影した写真2クズをこの観察日に撮影した写真3クズをこの観察日に撮影した写真4クズをこの観察日に撮影した写真5クズをこの観察日に撮影した写真6クズをこの観察日に撮影した写真7クズをこの観察日に撮影した写真8クズをこの観察日に撮影した写真9クズをこの観察日に撮影した写真10
2022年9月10日〜11日静岡県磐田市この日の記録を読む

こんばんは🍃

この観察日の写真を見る(8枚)
クズをこの観察日に撮影した写真1クズをこの観察日に撮影した写真2クズをこの観察日に撮影した写真3クズをこの観察日に撮影した写真4クズをこの観察日に撮影した写真5クズをこの観察日に撮影した写真6クズをこの観察日に撮影した写真7クズをこの観察日に撮影した写真8

撮影日が1日に確定している記録はその日を、1日まで絞れない記録は2日間の範囲で表示しています。

花の物語

植物分類

学名Pueraria montana var. lobata (Willd.) Maesen & S.M.Almeida ex Sanjappa & Predeep
分類階級変種
科・目マメ科(Fabaceae)・マメ目(Fabales)
この記事で扱う範囲本記事の写真で扱うクズを変種階級で整理しています。園芸品種までは特定していません。
分類データと外部ID

Wikidata Q15198502 / GBIF 2977647 / Catalogue of Life CGCLG / Kew POWO

分類体系:APG IVを基礎にGBIF・Catalogue of Lifeで照合 確認日:2026年8月3日

クズは、秋の七草のひとつとして知られ、赤紫色の花房をつけるつる性植物です。大きな葉に隠れるように咲く花には甘い香りの印象もあり、力強いつる植物の中にある秋の情緒を感じさせます。

花の印象赤紫の蝶形花、黄色い斑点、力強いつる
ゆかり秋の七草のひとつ
名前の要点大和国吉野の国栖に由来するという説が知られます
花言葉芯の強さ、活力、治癒など
誕生花9月13日、9月21日などの誕生花として知られます
文学の芯万葉集に詠まれた秋の七草の花

葉の陰に見つける、秋の花

クズは日本でも古くから身近な植物で、秋の七草のひとつとして知られます。花は葉の陰に隠れるように咲くことも多く、見つけたときの印象が強い花です。

つるの伸びは非常に旺盛で、景色を覆うほどの生命力があります。その力強さの中に、香り立つような赤紫の花穂が現れるところがクズの魅力です。

国栖の地名に重なる呼び名

クズの名には、奈良の国栖という地名に由来する説があります。筑波実験植物園はこの説と、クズカズラを短くした呼び方を紹介しています。

語源を一つに決めることはできませんが、根から得る葛粉や、つるから作る葛布を思うと、花の名の向こうに、植物を使って暮らした人々の手が見えてきます。

この話の出典を読む

国栖の地名に由来する説明は、クズの語源の一説です。

花言葉・誕生花

花言葉には芯の強さ、活力などがあります。大きく伸びるつるの生命力と、秋に咲く濃い花色がよく似合う言葉です。

誕生花としては9月13日、9月21日などが知られます。秋へ向かう季節に、野の力強さを感じさせる花です。

花言葉と、写真に重なる余韻

歌に数えた名から、赤紫と黄色へ

歌に並ぶ「葛花」で立ち止まり、赤紫の中の黄色へ目を寄せます。葛布の話を読めば、花を支えるつるにも、人の暮らしとの長い関わりが重なります。古い言葉から、今写る花序の一つ一つへ。名前を知った花を、色と形でもう一度確かめてみます。

写真に重ねる余韻:赤紫と黄色が重なる花、先に集まるつぼみ、毛のある平たい緑のさや。近くで細部を見てから葉の間の花序へ戻ると、同じ植物にも異なる形が広がります。

赤紫と黄色花序のつぼみさやの毛葛布の記憶

写真×情緒|一枚から広がる花の余韻

指で数えた花の名を、いまの色と形へ。 古い歌の一語から、接写の黄色と花序の姿へ。葛布に残る手仕事も思いながら、花を支える植物の眺めを楽しみます。 希望静けさ追憶

一枚を見たあとの余韻

この花を見て、どんな気持ちになりましたか?

花を詠んだ言葉

クズの赤紫の花に近づいた写真。二つの花に黄色い斑があり、その上につぼみが重なっている
赤紫の中に、目を引く黄色。一つの花序にも、つぼみと開いた花が重なる。撮影:ふくふくろう

万葉歌 / 山上憶良 / 『万葉集』巻8・1537、1538

名前を数えたら、一輪へ近づいて

原文(読み下し・二首)

秋の野に咲きたる花を 指折りかき数ふれば 七種の花

萩の花 尾花葛花 なでしこの花
をみなへし また藤袴 朝顔の花

野の花を指折り数え、その名前を一つずつ挙げる二首です。名を知ることが、目の前の花を見つける楽しさにつながります。歌の「葛花」で少し立ち止まって、写真の赤紫や黄色へ。一覧の一語だった花が、色と形を持つ一輪に変わって見えてきます。

撮った日のこと

大きな葉の間の赤紫に目が留まり、真ん中の黄色を見たくて近づきました。花序の先にはつぼみ、下には開いた花。葉の上に落ちた一輪は、小さな蝶が休んでいるようにも見えました。昔の人もこの色に秋を感じたのかなと、秋の七草の歌を重ねた日の記録です。

2026年9月26日 / 静岡県磐田市 / 撮影記録から再構成 / この日の観察記録へ

まず黄色い部分を見つけて、その周囲の赤紫へ目を移してみてください。歌に並ぶ花のうち、次に実物や写真で確かめたくなるのはどの花でしょう。

出典:奈良県立万葉文化館「万葉百科」巻8・1538

作品と写真について

写真は磐田市で撮影したクズで、万葉歌の野を再現したものではありません。二首に登場する花名をすべて現代の同名の種へ一律に当てはめてはいません。落ちた花の描写は撮影記録の別カットに基づき、この一枚に写っているという意味ではありません。

二首の読み下しと作者を、万葉百科の巻8・1537、1538で照合しました。リンク先は花を列挙する二首目の1538です。空白と改行を補い、一首目と二首目の間を空けています。現代語の説明は当サイトで作成しています。

読みどころは鑑賞の一案です。文学原文の紹介は、写真の再利用やCCライセンスを許諾するものではありません。

野のつるから、掛川の葛布へ

静岡の掛川では、クズのつるの繊維を葛布に織ってきました。掛川市の紹介によれば、鎌倉時代には特産地として知られたとされ、江戸時代には東海道の宿場とともに広まり、裃や合羽の生地にも使われました。

暮らしが変わると、葛布は襖や壁紙へと役目を変えました。野に広がるつるが、旅人の品や住まいの一部になってきた歴史です。

赤紫の花を眺めたあと、その花を支えるつるへも思いを向けてみる。秋の七草の景色に、土地の手仕事が静かに重なります。

この話の出典を読む

葛布の話は、掛川に伝わる工芸の歴史として紹介しています。

撮影するときの楽しみ方

撮影ポイントで見る一枚

クズの赤紫色の花が重なり、黄色い斑が見える接写
撮影ポイント:近づいて撮ると、クズの花の中心や花弁の質感が印象的に残ります。
  • 赤紫の花弁と黄色の斑点にピントを置くと、クズの花の美しさが伝わります。
  • 花穂の全体を入れると、下から上へ咲き進む流れが見えます。
  • つぼみの毛や花序の質感も特徴なので、開花前の写真も価値があります。
  • 葉が大きく背景が暗くなりやすいため、花に光が当たる角度を選ぶと色が沈みにくくなります。

実際の写真で見る撮影ポイント

クズの赤紫色の花が重なり、黄色い斑が見える接写
赤紫色の花と黄色の斑点がはっきり見え、クズの蝶形花の美しさが伝わる一枚です。
クズのつぼみの接写写真|黄金色の毛に覆われた未開花の花序と緑の背景
黄金色の毛に覆われたつぼみを捉え、開花前の質感と花穂の力強さがわかる一枚です。

花の接写では、赤紫と黄色の対比が強く出ています。クズは葉の勢いに目が行きがちですが、花だけを見ると非常に華やかです。

つぼみの写真を合わせると、咲く前から花穂に存在感があることが伝わります。秋の七草としての物語に、植物の成長の流れが加わります。

花の余韻

クズの花は、葉の勢いに比べると見つけにくいことがあります。だからこそ、花房を見つけたときには、秋の七草らしい赤紫の気配が強く印象に残ります。

写真では花房の色だけでなく、大きな葉やつるの存在感を少し入れると、クズらしい生命力が伝わります。古くから人の暮らしや歌に寄り添ってきた植物らしい、深い季節感のある花です。

撮影のコツを、もう少し詳しく。

花の色や光、背景のぼかし方を知ると、同じ一輪もぐっとやわらかく写せます。スマホ・マクロ・光で楽しむ花の撮り方は、花の撮り方ガイドにまとめています。

近くで見る花の造形

クズの細部図鑑

しべ・つぼみ・葉・茎・実など、花全体だけでは見えにくい部分を、実際に撮影した写真から選びました。小さな形や色の違いを、ゆっくり見比べてみてください。

写真は横に続きます。

クズの赤紫色の花が重なり、黄色い斑が見える接写
花びらと黄色い斑赤紫色の花びらが重なる形と、明るい黄色の斑を近くで見られます。
クズの紫色のつぼみと、花穂の下部に開く赤紫色の花
つぼみと開いた花上の方には紫色のつぼみが集まり、下の方には赤紫色の花が開いています。
クズの葉の接写写真|大きな三出複葉で鮮やかな緑色の葉脈が際立つ夏の蔓植物
葉脈と葉の縁クズの葉の形や葉脈、表面の質感を、花とは異なる視点で確かめられます。
クズのつるの接写写真|毛に覆われた若いつるが茎に巻きつく様子
巻きつくつる毛に覆われた細いつるが、別の茎に巻きついています。巻き方と表面の毛が見どころです。
クズの大きく開いた赤紫の旗弁と中央の黄色い斑の接写
旗弁の筋と黄色い斑上側へ広がる旗弁の細かな筋と黄色い斑を接写しました。手前では濃い赤紫の花びらが重なっています。
細かな毛と水滴に覆われたクズの平たい緑のさや
毛のある平たいさや毛に覆われた平たいさやの接写。縁の毛や表面の水滴を写し、巻いたつるとは違う形を記録しました。
クズの三枚の淡い緑の小葉と曲がった毛のあるつる
三枚の若い小葉淡い緑の三枚の小葉に、浮き上がる葉脈が見えます。葉の間を曲がるつるも一緒に収めました。

ほかの花も、しべ・つぼみ・葉・実から探す

写真でたどる花の時間

クズのつぼみ・花・つる・さやの比較

花穂のつぼみと開いた花、巻きつくつるに加え、2026年9月26日に撮った平たいさやを6枚で見比べます。つるはさやとは別の部分です。同じ花が実るまでを連続撮影した記録ではありません。

写真は横に続きます。

クズのつぼみの接写写真|黄金色の毛に覆われた未開花の花序と緑の背景

1若い花序

クズの若い花序が伸び始め、これから開く小花を内側に抱えています。

クズの花穂の接写写真|紫色のつぼみが密集して並ぶ特徴的な夏の蔓植物

2つぼみ

クズの花弁が内側に収まり、開花前の輪郭を保っています。

クズの花穂の接写写真|紫色のつぼみと赤紫の花が咲き始め黄色の斑点が見える夏の蔓植物

3つぼみと花

上部の紫色のつぼみと、下部の黄色い斑のある花を見比べられます。

クズの赤紫色の花が重なり、黄色い斑が見える接写

4開いた花

赤紫色の花びらが重なり、黄色い斑との対比がはっきり見えます。

クズのつるの接写写真|産毛に覆われた若いつるが茎をねじりながら伸びる様子

5巻きつくつる

毛に覆われたつるが巻きついています。細長く見える部分は、種を包むさやではありません。

細かな毛と水滴に覆われたクズの平たい緑のさや

6毛に覆われた緑のさや

毛に覆われた平たいさやの接写。縁の毛や表面の水滴を写し、巻いたつるとは違う形を記録しました。

掲載写真は、記事内の実写から各段階が分かるものを選んでいます。同じ株を連続撮影した記録とは限らず、品種・天候・生育環境によって変化の進み方は異なります。

ほかの花も、つぼみから実まで写真でたどる

よくある質問

Q

クズとはどんな植物ですか?

A

マメ科のつる性多年草で、夏から秋にかけて藤を逆さにしたような赤紫の花を咲かせます。秋の七草のひとつとしても知られ、古くから和歌や季節感と結びついてきました。

Q

クズという名前の由来は?

A

葛粉の産地として知られた大和国の国栖に由来する説がよく知られています。植物名としての葛には、食文化だけでなく、つるが広がる野の風景も重なっています。

Q

クズを撮影するときの見どころは?

A

花房は葉の陰に隠れやすいため、葉を少しよけるような角度や、斜めから差す光を探すと赤紫がきれいに出ます。風で葉裏が見える瞬間を入れると、クズらしい動きも写ります。

Q

クズの写真は商用利用できますか?

A

このページの無料写真はWeb掲載や資料作成に利用できます。季節紹介や秋の七草の素材として使う場合は、花と葉の両方が写る写真が扱いやすいです。

この記事の参考資料

植物名・学名・分類、名前の由来や花言葉を確認するときに参照した資料です。

学名・分類・植物の同一性

花言葉には公的な統一基準がなく、資料・地域・時代によって表現が異なる場合があります。本文では複数の資料を照合し、断定を避けて紹介しています。撮影時の見どころと写真説明は、私が撮影した写真と観察記録に基づいています。

参照日:2026年8月4日

今回の写真を見比べるポイント

花を正面から写すと黄色い斑が目立ち、横からでは花びらの重なりと毛のあるつぼみを見られます。花序全体の写真を一枚残してから細部へ近づくと、どの部分を写したかも伝わりやすくなります。さやは平たい面と縁の毛に、つるは曲がる線に注目してみてください。

Kewの植物データベースでは、クズを Pueraria montana var. lobata の変種階級で受容し、Pueraria lobata を同じ分類群の異名として掲載しています。このページもその扱いにそろえています。

環境省のアクティブ・レンジャー日記でも、クズは秋の七草のひとつとして紹介されています。今回の赤紫の花、毛のあるさや、若いつるは2026年9月26日の撮影観察です。写真に写った姿と、資料で確認した一般的な説明を分けて記しています。

参考資料:Royal Botanic Gardens, Kew:Pueraria montana var. lobata/環境省東北地方環境事務所:立秋過ぎて。。(確認:2026年10月3日)。

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ありがとうございました。

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